こんにちは。

ヘッドフォンを追加してみました。

いままでは、というより、これからも基本は SONY CDR900STという
定番中の定番を使い続けます。 


なのになぜ新しいヘッドフォンを追加したか。

「慣れすぎた!!!!」  

これが一番なのかもしれません。


日本の音楽制作でこれほど活躍し続けるヘッドフォンは他にありません。

業務用故、化粧箱も単なる白い箱です。値段も15000円くらいで交換パーツが豊富、
正直、一生使えるヘッドフォンといっても過言ではありません。

ですがもう22年、外も家もこのヘッドフォンということに少し退屈さを感じてしまったのかもしれません。


で!!   SHURE SRH940   というマイクメーカーのヘッドフォンを導入しました!


右のシルバーが 今回初登場の SRH940さん。
左から SONY CDR900君、CDR900ST君



エイジング(ヘッドフォンの慣らし運転みたいなもの)も終わり、
非圧縮音源を聞きながらフンフン鼻息を立てています。

ヘッドフォンって、本当に個人の好みです。
目的にもよりますし。


ですのでオススメとかは一切致しません。 
ネットにいろんなレビューがありますが、それもあまり参考にはしません。


物を導入する時って何らかのバイアスが自分にかかっていて、それも好判断材料になったりします。


好きなアーティストさんが使っている、とかだけでも「いいのかも!!」みたいな。

で、ですね。使ってみての感想はというと、、


価格的にCDR900STの倍くらいの価格帯であるSRH940。

比較対照はCDR900STになりますが、空間の広がりや残響をしっかり再現してくれて、
900STに比べレンジ感がとても広く、音の塊を送り出してくるというかんじではなく、
非常に細かいニュアンスを表現している感じです。 

あくまでも個人的な感想ですので参考にしないでください。


ダビング(ギターやベースをレコーディングする)にはやはりCDR900STのほうが
良いような気もします。ある意味、塊で押して、味付け無しみたいな感じが制作という観点ではやりやすいのかもです。


すこし話はそれますが、友人宅で使わせてもらった YAMAHA  MT220 これもいいですね。スピード感や中域がすごく好みでした。ギター、ベースのダビングでは900STよりやりやすいかもです。

 個人的にカールコードが苦手なのですが、業務用を標榜しているだけ有り、 ドライバー部分からカールする部分までの長さなど非常によく考えられていて装着感もGOODです。筐体が堅牢でイヤーパッドの厚さ、素材も含め、レコーディングだけでなく、PAなどでも大活躍なのではないでしょうか。リスニング、音楽制作問わず、
使いやすいヘッドフォンですね。


さて話は戻りまして、
SHURE SRH940 ですが、音という部分では満足しています。

ですが、、、、



ダサイ!!  でかい!!!  カラーがシルバーしかない!!!

ぱっと見ですが、「高級感」という点では2点です。250満点中2点です。

まぁ、自宅利用なのでデカかろうと、ダサかろうと良いのですが、
メーカー売価3万くらいのヘッドフォンなのに、ぱっと見は「シンセ買ったらサービスでもらった」感が凄すぎます。

電車で着けていたら宇宙人のコスプレでもしてんの?と奇異な眼でみられること間違いなしです。


そして、、、、筐体が圧倒的に弱そう。


実際、試聴コーナーとかではよくヒンジの部分などが折れています。(メーカー曰く、近年物は強化されたパーツに変更済みとのこと)

なぜ、プラスチックなの〜!?  そこはスチールか、もっと強度の高いパーツにしようよ。 

総括しますと、売価3万円とは思えぬほどに外観、パーツの強度が圧倒的無慈悲なまでに
ダメダメです。  外観だけだと、2980円です。

ですが音はあくまでも個人的にですが好みです。(少々、長時間の着用に窮屈さを感じますが)



余談ではありますが CDR900STのセパレート配線に改造した物があります。
(手持ちのCDR900STを改造してもらうことも可)
こちらは、凄く評判が良いようなので、タイミングをみて改造に出したいと思います。


それでは失礼します。