今日は久しぶりに読書記録です。
ちょっとみなさん、こちらの本ご存知ですか?
ワタクシ、この作者である松岡圭祐さんの「千里眼シリーズ」が好きなんが、彼の書く「シリーズもの」以外も驚くほど良いのです!
で、どんな話かなーと思って読んでみたのですが…
最初の説明を読む限りでは、あくまでも登場人物はフィクション。
でも当事者に取材して当時の状況も照らし合わせて書かれたということで、限りなく実際の出来事に即した話なのではないかと推測します。
だとすると、だとするとですよ
このような過酷すぎる状況に巻き込まれた人がいるということですよね
内容としては…
お父さんが仕事でウクライナ単身赴任していたので、お母さんと高校生の娘×2が3ヶ月間だけウクライナで生活することに。
外務省が発表している危険度もそんなに高くなく、治安的に怪しいのはロシアに接している東側だけという認識。
彼らは首都キーウ近くのブチャという小さな街で暮らし始めた。
そこで一気にロシアが攻めてくる。
攻めてきて、初めて退避命令が出たので家族で帰国しようと空港に向かったところ、娘がコロナ感染で家に戻される。
家で真面目に隔離生活を送っていたところ、ブチャへの攻撃が開始され、否応なしに戦闘に巻き込まれていく…
無事に国外に脱出できるのか?!
こんな状況は本書を読むことでしか想像できなかった自分に気がつきました。
まさに平和ボケしている日本人(自分含む)は絶対読むべき一冊
読み終わった後、子供達とこの本について話をしたのですが、息子(中2)が「仮にこういう状況に陥った時、結局頼れるのは運のみでないか?」と言ったのが印象的でした。
ほんと、まじで。
でも、自分がこういう状況に陥らないために、ちゃんと国際情勢(特に軍事の)はチェックしてるそうです。☜ネットで
松岡圭祐さんのオススメ本
はい!
次の作品のご紹介です。
ずっと図書館に予約していて早く読みたいと思っていた一作目「成瀬は天下を取りにいく」がやっとキターと思ったところ、なんと2作目が出版されまして、現在手元にあります。
次に読む予定です。
こちらの作品、2024本屋大賞にもノミネートされていますし、私は個人的に本屋大賞取るんじゃないかと思ってます
成瀬さんという女子高校生の話なんですが、何しろこの「成瀬」という人物が結構な破天荒っぷり。
しかもそれがとんでもない人物というより、大変魅力的な人物として描かれているんです。
(例えば、髪の毛の伸びる速さは頭全体で等しいのか調べるために丸坊主にしてみたり…。しかもそれが高校入学式の時で… なぜそのタイミング)
そしてこの超人的マイペースで我が道をいく成瀬さんなんですが、人間関係では初々しい面も垣間見られてそれがまたたまらん魅力を発してます。
2作品目でこの成瀬さんがどんなエピソードを巻き起こするか、楽しみでしょうがありません
以下、読んだ本のリストを挙げておきます。
他人の手を移植された人の話し。フィクションです。
手がない時のことが前後して描かれていて頭の中整理しながら読む感じ。
日本人の国家への考え方など、意外に深いテーマでした。
でも一生懸命に生きたからこそ、濃い人生を送れたのではないかと思えます。
そして母校に音楽というプレゼントができたこと、素晴らしい!
「俺の音楽は生き続ける」 まさにそうだなと感じた一冊。
誰でも1人になれる場所が欲しい時がある。
そんな時に癒し系のカバがいる公園は最高かもしれない。
みんなをリカバリーしてくれるカバヒコの存在が大きいこと!
全ての話の登場人物が住んでいる空間が同じで、前に出てきた人がさりげなく繋がっていることに気がついてフフッと思う構成です。
図書館で予約待ちして受け取る時、あまりの分厚さにギョッとしたよねー
私自身が管理栄養士なことと娘が陸上をしているので、表紙のデザインを見ながら期待度高く読み始めた。
特に長距離選手には食事がとても大事だと思うので。
しかし、食事の内容が長距離選手にどんな影響を与えるかをもっと勉強して表現してほしかったと感じた。
ネタが興味深いだけに残念だなー。
こちらはシリーズ化しているようだが、次はちゃんと食事がアスリートを支えている様子が描かれているのだろうか???