せっかく 九州阿蘇まで南下するのであれば 今回お世話になった場所を覗きながら南下しようと 向かった先は 中国地方の島根県！と山口県！！
それにしても 南下しているはずなのに 外はどんどん雪景色になっていきます。 災害支援に入っていたので聞いてはいたけれど まさか11月でこれだけ降るとは。。。。
江津市のとあるお寺さんへ 台風18号が来る前日の9月１５日関西、九州から駆け付けてくれた仲間と土砂出しをしたこのお寺さん その後が気になっていたのでご迷惑かと思いましたが 覗かせてもらいました。
あれから地域の方々や浜田市の有志の方がコツコツ来てくれたらしく 以前隠れていた石やお墓、倒れていた大きな流木などが撤去されて 景色が変わっていました。
偶々住職さんご家族も居られたので 其の後のお話を聞かせてもらいました。 滋賀から来た大学生から頂いた元気の事、九州からちょくちょく来てくれるボランティアの事、地元のホテルで働いている若い青年が時間を作り来てくれる事。。。。。 話していると嬉しくなります！？ 誰がヨソ者とか誰がウチ者とかでは 無いですが それでも色んな方々が災害を通して出会い助け合いをして繋がっている事 本当に大事なんだと思います！？
因みに 和歌山で頂いた「大ちゃんファーム」の無農薬野菜 ちょっとだけお渡しさせてもらいました。
そのお返しに 法事饅頭と言うこの近辺ならではのお土産を頂きました。 阿蘇に持って帰りたいと思います。
江津市からちょいと場所を移動して浜田市へ
8月24日 に起こった島根西部豪雨 被害の大きかった江津市 メディアも多く報道していたの江津市は沢山のボランティアが参加してくれると思い 私は隣の浜田市災害ボランティアセンター へお手伝いさせてもらいました。
数ヶ月しか経っていない今 少し遠い様に感じてしまうのはなぜでしょうか？ 行く先々で伊豆大島の事や京都の事など気にされている地元の方々 やはりあの時大変な想いをしたのを知っているからでしょう！ 痛みを知るからこそ人に優しく出来る様に 辛い事を経験した人は強くなり相手を気にする事が出来るのだと思います。
今回はあまり時間が無かったので 時間はちゃんと岩見神楽を見ていきたいと思います。
日本海の９号線を走る事１時間半 次に向かった先は山口県萩市
４ヶ月前の７月２８日に起こった山口島根豪雨災害 九州の阿蘇に居た私 距離的にも近い事から走る事にしたのが今年の緊急災害支援（４ヶ月間）の始まりでした。
萩市の中でも はやり気になっていたのは活動の中心になっていた田万川地区
被害の大きかったこの小川地区も連日のボランティアの方々の参加のお蔭で どんどん綺麗になっていきました。
そして 今 営業を再開したJAさんやガソリンスタンド、お魚屋さんの光がありました。
因みに いち早く再開したのは家の片付けも完璧でない状況の中 お店の再会する為に頑張っていたあの被害にあった魚屋さんが９月には再開したとの事です。
またお店以外のご自宅の中も見せてもらったのですが ただ今急ピッチで仕上げている様ですが 大工の関係もあり 今年一杯掛かる様でした。
また この商店街？の入口辺りのこのお店 たまたまご自宅の方が居たのでご挨拶した所 嬉しそうにこの数ヶ月のお話をあの頃の様子のマシンガンの様に聞かせてもらいました。
また 広い敷地で被害も大きかった澄川酒造 さんの元の顔を出させてもらった祭 お会いする事が出来た澄川さん 嬉しそうに出来上がりつつある工場内を見せてくれました。 災害から今日で丁度４ヶ月！ 本当に大変な状況からの復旧作業だと思います。
また 嬉しい事に貴重な「東洋美人 」を頂きました。 澄川さん ありがとうございます！？
また 時間が無い中 ちょいと走った小川地区 各地で嬉しい景色に出会う事が出来ました。
ちょいと暗くなる中 須佐地区にも行ってみたのですが。。。。 暗くてイマイチ分から無かったのですが 以前 有ったお宅が無くなっていたり、少しだけ明かりが見えたりと ちょっとだけ前進しているのを感じました。
定時になっているとは思いましたが 萩市災害ボランティアセンター でお世話になった方々にはご挨拶をしたいと思い急遽顔を出したのですが 暖かく向かい入れてくれました。
また 話の流れから近くの育英小学校に行かせ貰える事になり 熊本阿蘇の内牧小学校から届いて子供たちの暖かいメッセージを見る事が出来ました。
今回 時間が無く半日も居れなかった萩 まだまだ気になる方、所などあるのも 再度北上する事に。。。。
しかし 山口島根豪雨災害から４ヶ月の今日 こうやって萩に来れた事 また こうやって突然の訪問にも関わらず 嫌な顔一つしないでお話を聞かせてくれた地元の方々に本当に感謝です。 どこの被災地もそうですが 災害直後はメディアなど世間の方々の関心も深く 沢山のボランティアの方々が駆け付けてくれる被災地 一ヶ月が過ぎ二ヶ月になり３，４ヶ月とドンドン周りの方々の関心や興味が無くなっていく多くの被災地 しかし その中でしっかり未来を見て歩き始めている地域の方々が居て 一歩一歩前に前進しています。 今回 少しの時間しか無く顔を出す事しか出来なかった私 雪の姿が無くなる春には時間を作り のんびりしたいと思います。
それにしても 秋を通り越して冬になったのは あっちらこちらで雪の姿を見せてくれる日本海の中国地方 今回車を貸してくれた「Seeds of hope 」の徹君 ありがとうございます！ スタットレスタイヤにして正解でした！？
本日一日走り どうにか中国地方を抜ける事が出来た私 明日から九州阿蘇に帰ります！？
tom