朝早く大分から出発するバスに乗り 向かった先は九州なのに雪景色が広がる阿蘇市 去年の7月12日に起きた九州北部豪雨の時から 関わらさせて貰っているこの地の一年以上居させて貰い 去年の冬を過ごしたはずなのに なぜこんなにも寒く感じるでしょうか?




昨年の12月からお借りしているこの場所に ボランティアのベースを置き 災害から一年半以上経ってる今も地元の熊本県の方々を中止に活動を続けている「阿蘇災害ボランティアベースZEN 」 今年の七月までこの場所で毎日の様子過ごしていた私にとって帰る場所の一つです!?




 

 数日の移動に少し疲れていた私 午前中はベース内で休まして貰い。 作業から帰って来たメンバーと久しぶりに熊本の味「アベックラーメン」を堪能した後 午後の活動の為 古城地区へ








 本日は明日の餅つきイベントに使う もち米を洗う作業を去年と同様にお手伝いさせて貰いました。 昨年もそうでしたが この時期の山からの水は本当に冷たく 研ぐ手がすぐに赤くなっていました。

 それにしても 本当に地元の方々の強さを感じます!

去年の七月に起きた九州北部豪雨へ被害に遭われたこちらのお宅 家の裏は未だ落ち着かない山ですが 残った小屋を使い  使える場所で畑(高菜など)をしたりと被害に遭った場所を有効活用している地元のお母さん達  まだ 山が落ち着かない今 ここにお家を建て直す決断は難しいと思いますが それでも今 目の前で出来る、やれる事を やりながら前向きに楽しいを見出しながら生きている姿を感じます。





 沢山の方々で駆け付けたお蔭か? 早くから研ぎ始めていたお母さんたちのお蔭か?? 去年よりも量が少なくなったお蔭か??? 予想より早めに終わった午後の活動 せっかく古城地区に来たので午前中の作業の続きをする事に。。。  

 災害から一年半以上経っている今 未だに背戸には土砂が溜まっている一人暮らしのお母さんのお宅 メンバーとお話をしながら作戦を立てながら進めて行きます。 少しでもうまく水が流れる様に! 少しでも家の通気が良くなる様に!! 

 災害から一年半以上経つ今 毎日ではないですがこうやって 地域を周り声をかけ困っている事を聞いて周り お手伝いをする方々が今もいる事 本当に凄い事だと思います。 日々少ない人数かもしれませんがこうやって 続ける事で土砂出し作業以外に色んな事に対応出来ていること 本当に凄いと思います。  いつもいつもありがとうございます!?



それにしても 災害当時から洗い物は川の中に入り洗っていた災害ボランティアの姿ですが 改めて見ていると 不思議の光景かもしれませんが 真冬でもこれだから寒いです!? 






 何処の災害地でも同様ですが 災害が報道、TVなどから見えなくなるとドンドン忘れ始めて行きます。 今 災害支援に入っている伊豆大島も同様ですがここ熊本阿蘇も同じく 被害の無かった場所からドンドン遠い存在になっています。 

 

 災害支援の活動を続けている私にとっては 頭の中で毎日 「災害復旧・復興の事、防災・減災の事を考えること」を考えるは当たり前の事ですが 一般的な社会の方々にとっては難しい事なのかもしれません! しかし 災害の多いこの頃の天候の中で生活をしなくてはいけない私たち日本人にとって 今正に切っても切り離さない事だと思っています。  その為にも 災害を経験した地域の役割! 災害に関わった方々の役割!!がきっとあると思っています。 


 取り敢えず 今 自分に出来る事! 防災として 災害の記録をしっかり残し伝えたいと思い 今年の四月から作り始めている阿蘇の災害の記録集”Kiroku”プロジェクト   今回もその為にここの帰って来ました。 これからの数日 止まっていたこのプロジェクトを動かし始めたいと思います!? 





 そんな久し振りの阿蘇 夕飯には宿泊メンバーが作ってくれた美味しいお鍋を頂きました。 料理の出来るメンバーの多い 阿蘇  活動を続けていく中で重要なポイントの一つかもしれません! いつもありがとうございます!?




tom