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東京芸術劇場小ホールで14日まで上演されている『飛行機雲~DJから特攻隊へ愛を込めて~』を見ました。

毎年、少しずつ違う内容で、特攻隊を描いている皆さんの作品です。


私は、以前、今井雅之作、主演の『THE WINDS OF GOD』という、売れない漫才コンビが、戦時中の特攻隊にタイムスリップするという作品に出演したこともあり、特攻ものは、ちょっと引いて見るところがあるのですが、引きずり込まれ、号泣。

これからご覧になる方の為に詳しくは書きませんが、にくい演出がたくさん。

芝居が終わり、カーテンコールで、特攻兵を演じていた役者さん達が笑顔でご挨拶したとき、私はまた涙が溢れました。
そして涙はしばらく止められませんでした。

様々な思いを抱いて散って逝った方があり、歴史は流れ、こうして今、演劇、という表現を通して過去を表現し、私は客として体感出来るのは、平和だからなんだ。

殺戮のない日常に身をおく今は、なんと幸せなんだろう、と涙が出ました。

誰かを思う気持ち。
夢を抱く青春。
愛する人を守りぬきたい想い。

いつの時代もその熱き志は変わらないことだと思うのです。

私達はまだまだ知らな過ぎることだらけ。
知る権利、知る義務、引き継ぐ責任を深く感じています。


たくさん涙を流して、アンケートに書き忘れ、後悔していることがあるのですが、堀川役の水野さんっ。最ッ高ぉっでしたっ。