内緒でもないけど、最初はその1をその2の方に渡す予定で持ってきていました。
あ、その1はこちら。
時間差で渡しそびれたけど、そのワンピースを見て、
「私には作ってもらいたい生地があるの」
凛とした感じを持つ彼女。
彼女の持ってきた布生地。
タイの手織りの生地でした。
ひとつとして同じ調子ではない糸の太さを機織りで織った生地だと思うのですが、
手に持った時の力強さ。
目の細かさは手織りならではなのだけど、ひとつとして同じものではない感じがまた愛らしく、
柄も色もシンプルなものでした。
手織りなので、ミシンが悲鳴をあげそうに、私も悲鳴をあげそうに。
折れないで、生地つれないでと優しく子守歌もどきもうたいながら。
出来上がった服は、少しばかり歪んでしまいましたが、
彼女にとっても気に入ってもらいました。
その方との出会いはそもそも染め物の出会い。
ハレノヒさんという場所で玉ねぎ染めのワークショップを行っていて
どんな色に染まるかどんな手順で染めていくかを体験したくて友人と参加させてもらいました。
そこで出会った講師の方なのです、彼女。
第一印象は、
色んな染めをされている方なんだなぁ。。。
エコナプキンを作られているんだなぁ。。
ふんどしパンツって初耳!!
とそんな感じでした(今となっては失礼かもしれません(^^;;;)
でもそれだけでその1回で終わらせたくなくて、
「自宅ででも染めたり、ふんどしパンツって作れたりしませんか??」
と無理なお願いから始まりました。
私の自宅に来ていただいて染めて縫っての贅沢な時間を過ごさせてもらって。
それも無理とは言わずに笑顔で「いいよー」と言ってもらえたから出来たことで。
その方から前回のおみそ汁屋さんへのご縁を繋げてもらったんです。
私はまだまだ考えが浅いけど、
その方の深さは計り知れない感じ。
懐の大きさと深さは安心します。
蚤の市でばったりと出会った彼女はエコバッグを手に持ち、
たくさんのおいしそうな白ネギを買い込んで、
自分のためだけではなく、
「お世話になっているあの人にも、、」と言葉を続けながらその人を思い出しながらなのだろう微笑みと共に
同じ笑顔を向けてくれたのが、すごく印象的でした。
自然と共に暮らす、自分にできる範囲で。
そして常に感謝を忘れない。
そんな彼女の活動はとてもコツコツ型。
そしてそっと寄り添ってくれる感じ。
笑いヨガとエコナプキン作り。
笑いヨガも長く活動をしていて、私もいつか参加してみたいなと思っています。
体が硬くても大丈夫、と聞いています(*^^*)
エコナプキンはそのために作られたというネル生地を取り寄せ、
その時に心に届いたもので布を染めていき、
植物の力を分けてもらうことで体に優しく取り入れていくようなエコナプキンを作っています。
自然の色ってこんなにも染めることができるんだ、想像した色とは違う色に染まっていることにも驚きます。
感謝の気持ちがあふれている彼女に触れると私も感謝の気持ちがいっぱいになります。
そんな彼女に寄り添える服を作ることが出来て私も感謝です、ありがとうございました。
このご縁が必要な方に届きますように。