みなさんこんにちは
スパイスアップフィットネス代表岡部友です
インナーマッスルってよく聞く言葉ですが、これって一体なんでしょうか?
重要そうな感じはしますが、どうやって鍛えるのか、何を指してるのかイメージはつきますか
インナーマッスルとは、体の深部にある小さい筋肉のことを指します(そのままw)
一言で言うなら「姿勢保持筋肉」
このインナーマッスルは、あまり意識しないでも1日に2万回もしている呼吸にも関わる筋肉だったり、
骨や関節の安定性を高めたり、姿勢を維持したりと通常運転するために使っている筋肉です
インナーマッスルは大きく分けて肩周り、お腹周り、股関節周りに集結しています。
その上に大きな筋肉が覆っているので、実際のところ触察できない部分もある筋肉です
また重い負荷ではアウターの筋肉が助けてくれるので、重いウェイトトレーニングをすれば
インナーもアウターも一石二鳥で鍛えられるわけではありません
インナーとアウターマッスルとの関係
アウターマッスルはインナーマッスルに対して、体の一番表層部をある筋肉を指します
ものを持ったり、走ったりと大きな力のかかる動作で使われる筋肉です
ウェイトトレーニングで部位別トレーニングで狙っているのはまさにこのアウターの筋肉ですね
筋肉をどう見せるかという意味で重要になってくるボディメイクのために必要な筋肉でもあります。
インナーの筋肉は機能と直結するのでアウターとインナーは役割が違います
ただ、がむしゃらなトレーニングや重りばっかりのトレーニングだとインナーが置いてきぼりになり
アウターは強くインナーが弱いと言う現象が起きます
これは怪我を招いたり、体の機能不全を起こることがあります。
女性で多く起きやすいのが腹圧性尿失禁と呼ばれる尿もれです
腹横筋というお腹の一番深層部に位置する筋肉は、骨盤底筋、横隔膜、多裂筋(背中の筋肉)のという筋肉と連動して機能しています。
これをインナーユニットと言い、連動して機能を保っています
この深層部の腹横筋がうまく働かずにそれを腹直筋というお腹と表層部の筋肉で
代償しようとすると膀胱を押し下げて尿もれの原因になることがあります
骨盤底筋の機能はこの腹横筋の機能に直結して関係していますので、この深層部のインナーユニットがうまく働かずに
それでもお腹のトレーニングが大事だ!といって腹直筋を鍛えていると
機能不全が起きてしまうのです
例えば息を吐くというなんてことないシンプルな動きでも、お腹の深層部の筋肉ではなく、
表面の筋肉で頑張って頑張って吐くことになると、
それは尿もれをしやすい環境を作ってしまっているということです
間違ったトレーニングが怖いのはこういうことですね
この状態のままウェイトトレーニングを頑張ってしまうと、筋肉の本来の使われ方と違う使われ方をしてしまい
せっかくトレーニングをしているのに、間違った方向に進んでしまいます
ボディメイクとして外見を綺麗にするためにアウターマッスルはとても大切ですし、
疲れない体のためにアウターの筋肉をしっかりつけることは重要ですが、
インナーマッスルが置いてきぼりになったり、
インナーマッスルがあまり動いていないのにアウターを鍛えてしまうことがないようにしていきたいですね
鍛え方についてはまた明日書きますね!