俺が生まれたのは北海道の小樽。
サラリーマンやってた父と、OLやってた母の、ごく普通の一般家庭に生まれた。
家賃4万円のおんぼろアパートでの暮らしだったけど、温かみのある家庭だったし、贅沢は一切無いけどなんというか…愛を受けて育ちました。
月に一回くらいする、ファミレスやファミレスレベルのレストランでの外食。これだけでも十分嬉しかったくらい、それくらい平凡な家庭でした。
土日は父や両祖父、叔父、叔母によく遊んでもらったり散歩やドライブに連れて行ってもらいました。
断片的に覚えてるけど、可愛がられて育ったという記憶がしっかりある。
地味な家庭だったけれど、今思うと人生の最初くらい地味で良かったと思いますね。笑
幼稚園は札幌の、ひつじ幼稚園に行った。確か、ひつじ幼稚園。(記憶曖昧で、、名前間違ってたらすいません)
たまに金持ちの家の友達がいて、欲しいものを全部買ってもらってるような子がいると、よく両親に抗議したものだ。「ずるい!俺にも買ってよ!」
両親の答えは、いつもこれ。「よその家はよその家、ウチはウチ」と言われ、何も買ってもらえず、よくいじけてたのを覚えてる。笑
でも、この頃から思っていた。
「絶対金持ちになる」
「世界中を支配する」
「自分で稼いで、幸せをこの手で掴む」
野心が、メラメラと芽生えていった。
▶︎『TOMORO STORY ♯2』へ続く