# 2016/6/18 ドンジョヴァンニ役で出演 | 声楽家 バリトン 浜田耕一 のブログ

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ようこそ!千葉県香取市佐原出身、東京都清瀬市在住、バリトン歌手 浜田耕一のブログです

板橋区民参加プロジェクト

W.A.モーツァルト作曲
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」


内からも外からも本当にたくさんの人に支えられながらいよいよ今週末本番となりました。


素の自分は、従順な従者レポレッロに近い気質だと思っていましたが、花嫁をとられてジタバタするマゼットの気質も、志はとにかく高いけど即行動に移すわけではないドン・オッターヴィオの気質も、子の名誉を守るために迷いなく決闘し死してもドン・ジョヴァンニの前に復讐の念をもって現れる騎士長の気質も割と持っていたようです。
無論、ドン・ジョヴァンニの気質も!?


つまりはどの役の中にも、共感できる部分・できない部分が存在する魅力的な役が揃った作品なのでしょう。女性キャラクターも然り。
「周りにこんな人いるなぁ」な女性キャラクターも次々と登場。
それぞれを主役にして後日談や過去回想を書く作家が現れそうなくらい、骨太なキャラクター達なのでは。


さて、色々感じている素の部分を活かすには勉強が必須だと痛切に感じた日々でした。
所作においても、今回の演出家で舞踏家の五條珠實先生の目が厳しい、、先生の動きは美しすぎるし、、(そして僕の頭と顔がでかい割に肩幅ないから何か体のバランスがおかしい(笑)


僕自身が人前では2.5~3枚目キャラでいるのが楽なため長年それに甘んじていることもあり、ドン・ジョヴァンニ役となると難しい、、

ただせっかく浜田がやるからには、浜田ならではのドン・ジョヴァンニ像を追及し全うしたいと思っております。

(注意:オリジナルギャグが飛び交うような本番ではありませんのであしからず。各出演者、合唱アンサンブル、音楽スタッフ、舞台、衣装、すべて、舞台スタッフがあくまで作品自体にまっすぐ向き合った舞台です)


長くなりましたが、、、
ここまでお読み頂きありがとうございました!


まだ残席ございますので、是非とも足をお運び下さいませ!!


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