【名古屋とら旅とら遊び・ろ】日本一の星空の村 〜三脚 de 星空撮影デビュー 〜 の巻 | とらこ録

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蠍の星のもと、五黄の寅に生まれたO型ど真ん中のとらこ。

歌と映画と温泉と。寺社仏めぐりと言葉遊び。好きなことは山ほどある。
“The earliest moment is when you think it’s too late.”を座右の銘に。前進あるのみ。

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「答えなくていいから……答えなくていいからね。
駅長さんは、私のこと、好き?
私は駅長さんが好き。
この街に来てよかったぁ……駅長さんに会えて、よかったなぁ……」

「答えていいですか……?」

「……」

「好きです、俺」

ーー美紀子、見ていられなくなって木陰から立ち去る……


◾︎天空の楽園……星空は見えるのか⁉︎
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的な。わかりますか?  わかりますか??
そう、あの名作ドラマ『青い鳥』の名シーンTOPに君臨するあの乙女が原の告白シーン。
ちなみに私は2位夏祭りのシーン、3位が駅での詩織と理森のハーモニカのシーンなのだが、わからなかった方はシナリオを買ってよく読んだあと、DVDをレンタルしてよく見ておくよーに。

あ、そんなに冗談じゃないです笑。キャスト・脚本・音楽なにをとっても最高な名作なので、ご存知ない方は機会があればぜひ観てみてくださいね。


さて。
そんな青い鳥を思い出して星の地図を描きたくなるような星空……はなかなかでてきてくれず……。それでもなんとか三脚の準備を終え、いよいよ19:30。星のお兄さんの登場です。

▽前回のお話はコチラ


◾︎星解説30年のベテラン“星のお兄さん”
星のお兄さんは、普段は本格プラネタリウムを併設するホテルラフォーレ琵琶湖に勤務されていて、爆笑星座解説で大人気な方なのだそう。オフィシャルHPもあり、じつに30年もの活動実績があるという“お兄さん”。「雲が途切れませんね〜」と言いながらも3km届くレーザー光線で、「この辺に〇〇という星が、あ、雲が途切れて見えましたね、コレです」「これは〜……ANAですね」……と楽しく解説してくれます。


◾︎ついに運命の19:45到来!
そして、カメラに収めるならこの時間!   という30分間のダウンライトタイムがついにやってきた!  しかしやはり雲がモクモクとしていて、明るい星がときどきのぞく程度。厳しいか……!  でも上空の風が早いので、会場はあきらめない。

そして全消灯から15分。
ついに雲が途切れ始めた……‼︎


綺麗……。


快晴ではないし、月も上弦の月くらいで明るめだったので「降るような星」とまではいかないが、やはり街中でみる夜空のそれとはまったく顔がちがう。大小さまざま、色とりどりの星がなにか言いたげに瞬いている。

わぁ……!   わぁぁぁぁ……*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

まさにこんな感じで、空に吸いつく子どものように大興奮のとらこさん。

いかん、今夜はカメラを……写真を……‼︎

そもそも操作慣れしていないし、真っ暗なモニターを見てもどこが写っているのかわかるはずもないので、なんとなくな角度をつけながら、慎重にシャッターを切っていく。

そして撮影できたのが、こちら。


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いかがでしょう、なかなかキレイではないですか?
肉眼では、ここまで細かく見ることはできなかったので、撮れた写真をみてびっくり。

ーーこやつ(レンズ)……私よりたくさん星を見ている……‼︎

Sonyのα5100さん。優秀です。車の中で酔いに負けず予習して行ってよかったー。

20:15ーー最後の写真の撮影が終わるころ、少しずつ照明が戻されていき、同時に雲もまたふわっと宇宙を隠していき、スターツアーズは終了した。なんという奇跡的なタイミング。日ごろの行いがトンチンカンでも、ふがふがとがんばれば案外ご褒美はいただけるのかもしれない。


◾︎「あるよ」
月明かりもある夜に、たった15分の雲の切れ間から肉眼で星を見ることができ、カメラにも収めることができて兎にも角にも大満足、大興奮。これは星のお兄さんと写真を撮っていくしかない!  と物販コーナーに直行して、記念撮影させていただいた。CDも本も買わなかったけれど、快く応じてくださったお兄さん。暗闇では声しかわからなかったけれど、長身なのに軽やかさがあり、とても素敵な方でした。いつか琵琶湖のラフォーレで、ホームの爆笑解説を聞いてみたい。
そして次回お会いできたら……「あるよ」と言っていただきたい……‼︎


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◾︎星空の村にさようなら
この夜は1000人ほどが来場したそうなのだが、やはり帰りのゴンドラは大行列で、最後尾はロータリーからだいぶ離れた遊歩道にまで伸びていた。それでも、星の輝きに癒されてか、待ち時間にイラつく人もなく、ゆったりと余韻に酔いしれるにはむしろちょうどいい時間だったかもしれない。


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先ほどいた丘を振り返れば霧がどっと立ち込めており、いかに先ほどの15分が貴重だったかと考えると満足感もひとしお。


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列の途中でバックスペースを通過中、大きなキティちゃんとマイメロちゃんのどデカイお顔が。
シーズンごとにさまざまに企画をして、町おこしに奮闘しているのだろうか。熱い舞台裏を見たような気がして、もっともっと、この星降る素敵な村が人であふれる日を自然と私も夢見た。


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ゴンドラのスピードは結構速く台数も多いので、実際の待ち時間はそこまで長くもなかったのかもしれない。待ちのストレスを感じることもないうちに、再びスリリングなゴンドラで下界へ帰るときがやってきた。


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8-10人乗りくらいで乗り込んで、空中をどんぶらこっこ。


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ゴンドラをおりてお土産屋さんに向かうと、お手洗も宇宙仕様。宇宙人って性別あったんだ。

カフェレストランも併設されていて、ゴンドラ乗車前に食事やお茶を楽しむことができる。

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プロジェクションマッピングでメニューが出ていたり、SFモードな演出が楽しく、ここにいるとテーマパークのなかにいるよう。注文はエイリアンがとってくれるのかな、なんて期待してしまう。

お土産コーナーには宇宙食はじめ宇宙関連グッズから、星グッズ、長野のご当地土産などとても充実していて、宇宙食をいくつか買ってみることに。また後日、食レポもお届けすることにしよう。


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というわけで、ギリギリ滑り込みで今シーズンのスターツアーズに参加することができた。名古屋にいるあいだにもう一度、天候と月の満ち欠けのバランスを見ながらこれたらいいなと思う。


さて。
ここで1番はじめの写真を見ていただきたいのですが、この雲、人と犬に見えませんか?
私には、テリアを抱えて登場するMichaelJacksonに見えて仕方がないのですが、そんなはずないけれどそうだったら嬉しいのでそういうことにしておくことにします。
ちゃんちゃん。


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