2023年という年は
壊れるとは思わなかった
大きな物が崩れ去った年でしたね。
これは旧態以前の世界が変わる
兆しなんだろうかとも思っています。
世界がいかに変わろうと
僕は自身と作品に嘘つかず
絵を通して平穏な気持ちを
お届けしたいと思うのです。
今年も一年、
どうぞよろしくお願いいたします。
明けましておめでとうございます!
63という歳になり、肉体的にはこんなにも
あちこちガタが来るのかと日々実感をし、
それでも歩みを止めることができない人生を選んでいる以上
えい!行くところまで行くしかないね。
という気持ちで今年も生きていきます。
どうせ生きるなら、やりたいことはやりましょう!
って事で、今年も絵描いて、酒飲んで、歌います。
ますます頑固に、偏屈になるとは思われますが
みんな仲良くしてください。
今日は風が強いので
昨年描いた朝日の絵を
僕の初日の出とさせていただきます。
(年越しも、初日の出の時間も寝てましたので、笑)
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さてここから真面目な話。
昨年もいろんな人と、出会い行動し、考えてきた。「絵」を売って生きる。という事。
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物には価値がある。
でもその価値は誰にでも等しくある物でなく
人によっては、かけがえのない物でも
他人にとっては、ただのガラクタだったりもする。
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だから僕は絵描きとして
自分の作品が価値を感じてくれる「誰か」に
出会えるまで、ひたすらに待つのです。
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そしてその価値を見出してくれる人が
一人でも多くなるように、、、
自分が作品に込めた気持ちを受け止めてくれる人が一人でも増えたらいいなと
絵に向かい描くのです。
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大半の人がサラッとみ終わる展示の中で
一枚の作品に立ち止まり、
気持ちを固めて、「この絵を」と
言ってもらう瞬間の喜びをこれからも噛み締めたい。
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飾ってくれる人の喜びと引き換えにいただく
対価で生きていく「絵描き」という仕事に
僕は誇りを持って、これからも生きていきたいと思います。
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