センター文系科目勉強法~直前期の勉強法~ | 仮面浪人医学部合格の記録&医学部生の受験勉強法解説

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これからの勉強法
   センター文系科目対策編



こんにちは!
とっしーです。お久しぶりです!

もうすぐ11月、センターも100日を切りいよいよ直前期になってきて、勉強も大詰めになってくるころだと思うので、俺なりの勉強法の一例を紹介しようかなぁと思い記事にしてみました。


最初はなぜその勉強をすべきかまで書こうと思いましたが、読者さんの学力レベルが千差万別であり、
時期も直前期ということで、根源的な動機付けをするよりは、
「1つの方法論」を提示し、ひたすら勉強してもらった方が「今の時期は効率的である」と思い、詳しい動機付けは省略しました。
ご了承下さい!


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[1.勉強時期]

医学部志望の場合、センター試験の対策は必須です。対策しすぎるに越したことはありません。まだセンター試験対策をはじめていない人は早急にやりましょう。以下に簡単な最低限のプランを書いたので参考にしてください。

現代文漢文は11月中旬~末までにはSTEP1を終えてSTEP2に至っていることが望まれます。
倫理政経は12月までに全分野の知識が入っていれば良いです。細かい勉強法は別記事をご覧ください。



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[2.科目別勉強法~センター編~]

~~~現代文~~~

・センター試験必勝マニュアル
・ゴロ565の著者の板野のセンター対策本

のいずれかを読んでおく事が勧められます。
この二冊は、共にセンター現代文の選択肢の分析をしてあり、文章の読み方も詳しく書いてあるのでオススメです。
やり方を全て鵜呑みにする必要はないけど、使えるエッセンスは多いと思います。
読み終わった後は、ひたすら過去問をやります。
しかし、過去問をやる時期も上記の本はひたすら読みましょう。
少なくとも2,3回は読んで欲しいです。
また過去問をやる際は時間を計って解いてみましょう。
そして自分の出来なかった所を上記の本の観点から分析し、解答の理由説明をよく読みましょう。
ちなみに解答の理由説明を読むのは非常に大切です。
俺的には赤本、黒本(教学社、河合出版)の二冊を用意して両者の理由説明を読み込むのが効果的だと思います。とにかく、過去問のやりっぱなしは最低です。

まとめると、
STEP1
センター対策本の熟読
STEP2
過去問演習と深い分析and対策本復習
STEP3
STEP2の繰り返し
って感じです。
センター現代文は量勝負なところがあります。選択肢を消していく作業ゲーですので、量はこなしましょう。作業ゲーに慣れましょう。



~~~漢文~~~

・面白いほどシリーズ、センター漢文(中経出版)
・センター試験必勝マニュアル漢文(東京出版)

のいずれかを読み内容を覚えることを「強く」おすすめします。
個人的には前者の本の出来が本当に良いと思います。(まあ解法の項は完全暗記する必要はありませんが…)
とにかく学習初期は上記どちらかの本をひたすら読みましょう。
大体1ヶ月読み続ければ内容がかなり頭にはいると思います。
そして、句形を一通り覚えたかなと思ったら過去問演習に入ります。
出来れば数をこなした方が良いですが、時間がないなら、近年7,8年分は最低でもやって下さい。
そして間違った所は現代文同様にしっかり問題分析して、復習してください。

ただ、過去問演習をする時期になっても対策本の復習は欠かさず必要です。
センター漢文は

「句形暗記が完了してはじめて問題を解く意味がある」

んです。
句形も読み方もろくに暗記してないのに過去問だけやっても点数は伸びません。武器を揃えてから挑みましょう。

まとめると、

STEP1
対策本の熟読&暗記
STEP2
過去問演習(長文力養成)&対策本復習
STEP3
STEP2の反復

って感じです。

~~~英語~~~

厳しい言い方ですが、筆記に関して言えば、センター英語の点数の良し悪しは二次力に依存します。二次偏差値の低い人が190目指した所で不可能です。なので、英語に関してはまずは二次力養成を頑張って下さい。
ただ、140を160に、160を180に、180を190にするような対策はある程度可能かなとも思います。
センター英語は80分という限られた時間の中で多くの問題を急いで解く必要があります。時間がないという点で、問題の形式を知りその戦い方を心得る事は非常に大切になってきます。
そこで、
「苦手形式についてのセンター対策本を一冊やりこなす」
という勉強法をオススメします。

センターの英語対策というと、大部分の人がひたすら過去問を解いている印象がありますが、俺はこれはナンセンスだと思います。
目的意識もなく過去問をやるほど無駄な時間はないです。
「自分は××が出来ない。だからそのために○○をやっている。」
こういった目的意識をもって取り組むべきだと思います。
だから俺は上記の勉強法をオススメしています。
出来ない分野はそこだけピックアップして問題解決するのが一番です。

とにかく苦手形式は絶対にやりましょう。
ちなみにオススメは

「センター英語の点数が面白いほど取れる本 竹岡広信著(中経出版)」

のシリーズです。あとちょっとの点数が欲しいという人は是非やってみて下さい。


~~~倫理政経~~~
勉強法記事を別に書いていますので省略します。

ここで言いたいことは、11月には始めていないと間に合わないという事だけです。ファイトです!!



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[3.過去問をただ解く人にはならないで!]

センター対策というとほとんどの人が過去問を解いて点数計って、「慣れた」だの「伸びた」だの言ってますが、ナンセンス過ぎます。

そもそも「慣れ」という言葉に疑問を感じます。形式に慣れたからといって、知識がなければ高得点は取れません。「慣れた」というのは「その分野で勝負すればこのくらい取れる」という事に過ぎず、高得点をとる勉強とは無関係です。

センター試験は知識を入れ込んで吐き出す作業です。
点数が低かったら、それは知識不足なだけです。慣れ不足よりも知識不足による失敗が殆どです。
ですから点数の低い人は、漫然と過去問をやるのは止めて、とにかくまずは知識を入れましょう。
そういう観点からまず対策本をマスターすることを俺は勧めています。

過去問を目的もなくひたすらやるような勉強はせず目的意識をもった作業勉強がセンター試験では望まれると思います。





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