『 お子さんが楽しく 前向きに おむつを外すための工夫』について
お話しましょう
①トイレをお子さんの喜ぶ空間にしましょう
トイレが暗い 臭い 怖いイメージがないようにしてあげましょう・・
間違っても しつけと題して 閉じ込めたりしないようにお願いします。
暗いイメージ 臭い 怖いイメージがあると トイレに行きたい気持ちも失せます。
トイレにお子さんの好きなキャラクターのポスターや絵を飾ったり 貼ったりする
例えば
『アンパンマンが トイレで待ってるよ 早くトイレに行こう』とか
お子さんのトイレ誘導に使うこともできます
ただし
たくさん貼ったり 飾りすぎてしまうと遊び場になってしまう危険性もあるので
ひとつだけ貼る 飾るにとどめましょう
②パパやママがお手本に パパやママがトイレに入った時
お子さんが一緒に入りたがったら拒絶せず
うんこやおしっこをする場所であることを 教えましょう
子供は親の姿を見て学習してゆきます
ただし 『トイレに水を流す』『トイレの中で 手を洗う』『トイレットペーパーを出す』行為は
見せないか 素早く行いましょう。
1歳半から3歳までのお子さんは 変化のあそびが大好き水遊びは大好きなのです!
ゆっくりやっていると 子供はやり方を すぐに 学習してしまい。真似します。
トイレで水遊び ジャージャー流したり
トイレットペーパー遊びやたらトイレットペーパーを引っ張る
トイレットペーパーを便器に入れるなどの いたずらに発展することがあります
③ 人形 ビデオ 絵本を利用して トイトレを学習させましょう
④おむつが外れている お友達や兄弟に助けてもらって
トイレでおしっこやうんこをすることを お手本のように見せてもらいましょう
保育園では トイレの時間やタイミングが決まっていて
子供たちが順番に並んで トイレを使用することが多いので 友達の姿 やり方を見て
保育士の誘導のもとで トイレ自立させてゆきます
例えば お昼寝前に トイレに1歳から2歳児を行かせる時 順番に並んで
順番に トイレに座らせ トレーニングしてゆきます
⑤トイレで おまるで おしっこやうんこが上手にできたら
大げさなぐらい褒めてあげましょう
⑥子供の発達 成長は らせん状の階段のようなものです
昨日できても 今日できない事は よくあることです。
昨日出来て 今日できなくても 笑顔で『良し』としましょう
出来たらほめる 三歩進んで二歩下がるぐらいの 歩みが普通です
『トイレに行けたらご褒美シールをあげる方法』は 私はお勧めしていません
<理由> よく この方法でおこなって 失敗例を耳にします。
【失敗例のエピソード】
可愛いシール表をトイレに貼って
『トイレに行けたら シールをあげるから』と 可愛いシール貼る約束を
お子さんとしました。
お子さんはシールがほしくて、何度も トイレにゆき「シールをちょうだい!」と言うようになったのです。
お子さんにとって 『便器に座ると・・可愛いシールがもらえる』
『トイレに行くと 可愛いシールがもらえる』と学習してしまった事例です。
『おしっこ』や『うんこ』をすることが学習できていない 体で出来ないお子さんに対して
『おしっこ』と『うんこ』をしたらシールがもらえるという意識に結びつかないのは
当然のように思う私です。
そもそも 排尿 排便 のトレーニングに ご褒美って必要なことなのか?と
思う私です。
トイレに行くと ご褒美をあげる習慣は 習慣にしないほうが良いと思う私です。
<理由は>
『何かができたら・・・物をあげる』という考え
『何かが 出来ないと 物がもらえない』という 生きる姿勢を教えるのはどうかとも思う私です。
何かができたら『笑顔で褒める』『よく頑張ったね』とか
できなくても 頑張ったプロセスを褒めたり 肯定してあげて
気持ちで 喜びを現すほうが 心を交わし合う方が 大切だと思うのです。
『母さんは嬉しい!』『父さんは君の成長が嬉しい!』と・・・
・・・助産師chiyoから一言・・・・
コロナ自粛中に 配信した【さよならおむつ!チャレンジ講座【1】から【21】最終章】
おむつ外しの講座ですが 軽く修正して更新しています。
再度読まれることになる読者様もいらっしゃるとは思いますが
良いなとか参考になると思われたら
知人や友人に私のブログを紹介していただけると 嬉しいです。
私のブログが 一人でも誰かの笑顔や前向きに生きる力になればと
願いを込めて配信しております。
【さよならおむつ!チャレンジ講座】おむつはずし講座
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