虹今日は 乳幼児のコミュニケーション能力 人間力 社会性を

どのようにして育むことがベストについてお話します。

家庭は小さな社会です。挨拶『おはよう』『ありがとう』『ごめんなさい』

『かしてください』などなど そこで基本的な思いやりやマナーを学びます。

ハート『魂の原石時代』の『気質まるだし』の乳幼児を育むには

とても忍耐が必要です。自分の感情のコントロールも含め

親である私たちが 親にしてもらうような修行というべきか

修練されている感じさえします。

親は死ぬまで子にとって親ですから『修練』も ともすれば

子によっては 死ぬまで『修練』が続くこともあるのでしょう・・・

子の行動や言動に自分の生き方を問われ

悩むことで 自分磨きをさせられている気さえします。

虹子供同士で物を取り合うとき

物の貸し借りのマナーを忍耐強く教えることが必要です。

ハート独占欲が強いお子さん

ハート支配欲が強いお子さん

ハート執着心が強いお子さんに関しては

独占欲も支配欲も執着心も諸刃の剣で 短所でもあり長所でもあるのです。

その欲求が『負けてたまるか?』とか『物事のこだわり』が生まれたりします。

ハートその子の個性(気質)を受け入れて 親は かじ取りをしてあげる必要があります。

かじ取りの目標というべき軸は『ママやパパが今死んでも 自分の子供が

自分で生きていける知恵を与えてあげること』だと思うのです。

上差しここでひとつママからの相談の事例をお話しします

虹1歳半児まことくん(仮名)の事例

言葉が上手にまだ話せない まことくんは とても体格がよくて力も強いのです。

公園にゆくと同じ年齢のお子さんに向かって 走りだし うれしさあまって 両手で

公園で遊んでいる乳幼児を突き飛ばしてしまうのです。

本人は軽くふれたつもりでも 同じ歳でも体の小さい

力の弱いお子さんは まことくんの力に倒されてしまい 驚いてびっくりして泣くのです。

その泣き声と回りの人が 自分を非難するような空気を感じて

まことくんも泣き出してしまうという状況に・・・

遊具も力が強いので 力の弱いお子さんから

奪い取って 泣かせてしまう・・本人は全く悪気がないのです。

ママが涙して言うには『公園に子供を連れて行きたくない!

ほかのお子さんやママ達に謝ってばかりで・・・』

このような相談は よくありますよね・・

ハートお気持ちはよくわかるのですが 公園につれていかなければ

まことくんの社会性も育っていかないので 連れて行ってあげた方が良いです。

まず まことくんが公園に行って走りだしたら ママも走ることです。

相手を突き飛ばそうとする前に

まことくんの両手を背後からしっかり包み込むように握り

『こんにちは・・まことです よろしく』と

まことくんの両手を包み込むようにして頭を下げさせ

挨拶を忍耐強く教えることです。

もし 自分の走るのが間に合わなくて

まこと君が相手を突き飛ばしてしまったら

倒れたお子さんを起こして『ごめんなさいね』と謝ることです

それも倒れたお子さんのママに聞こえるようにです。

ママもパパも自分の子供が倒されたりすると

自分が倒されたような気持ちになるのです。とても嫌な気持ちになるのです。

だから そばに倒されたお子さんのママやパパがいるなら

パパやママにも謝るべきです。

そのとき まことくんを叱ってはいけません・・。

お子さんを擁護してあげてください。『すいません 自分の感情表現が

上手にできなくて 嬉しすぎて勢いよく手でタッチしてしまうみたいで・・』

擁護する理由は まことくんに悪意がないからです。

『倒してやろう!』と思ってタッチしてないからです・・・。

コミュニケーションの方法を知らないだけなのです。

擁護しても お子さんが倒されたママやパパは悪い気はしないと思います

絶対言ってはいけないことは

『子供のすることですから 悪気があってしてるわけではないですから』と

謝らず お子さんと自分を正当化してはNGです。

お子さんを倒したことは 正しい行為ではないので まずは 謝りましょう。

そして次にお子さん両手を背後から包み込んで持ち『ごめんなさい』と謝らせることです。

お子さんによっては 『謝りたくない』とだだをこねる子もいるかもしれませんが

謝ることはさせましょう・・。『倒すことはいけないことだ』と学習させるために・・・

力が強いお子さんなので 優しく人にふれることも学習させてゆきましょう・・。

ハート公園に行きたくないママの気持ちもわかりますが 

お子さんの社会性を育てるのはママとパパのお役目なのです。

もしママやパパの心が疲れたら 地域の子育て支援センターや

子供広場の保育士さんやスタッフに相談して力をかりましょう・・。

素敵なアイデアをもらえるかもしれませんから・・

ハート私の対策が ベストだとは言えないかもしれませんが 

少しでも対処方のヒントになればと思います。