ハート『魂の原石時代』の『気質まるだし』の乳幼児を育むには

とても忍耐が必要です。自分の感情のコントロールも含め

親である私たちが 親にしてもらうような修行というべきか 

修練されている感じさえします。

ハートコミュニケーションの方法や社会性は 

繰り返し忍耐強く教えてゆくしかありません。

ママやパパ以外の人の手もかりながら 

言葉で態度で行動で絵本(紙芝居)で動画で人形をつかって

個性(気質)を受け入れて 

目標に向かって舵を 親がとってゆくしかありません。

『我先に ゆくお子さん』 

『すぐに 譲ってしまうお子さん』

『警戒心の強い子』

『無鉄砲な子』などなど 

全て個性(気質)です。個性(気質)を受け入れてはぐくんでゆきましょう

ハート乳幼児が食事中 テーブルに足をのせる場合も 

『足をのせてはいけないこと』を教えるのに

学習能力の遅いお子さんは 時間がかかりますが

お子さんの足をもって『だめです!テーブルに足をのせては・・』と

足を所定の場所に移動して繰り返して言うしかないです。

ハート順番が守れないお子さんも 何度も繰り返し順番のマナー教育をしてゆきます。

ハート忍耐して『犬にお手』を『お座り』『ハウス』を繰り返し教えるように 

低い声で おだやかに言います。

甲高い声でいうと 驚いたり泣き出したりします。

感情的に叱ってもいけません・・。甲高い声や叱りつけられたら 

『怖かった』『びっくりした』という思いが強烈にのこるので 良いマナー教育には結びつきません。

知的能力の高いお猿さんに『日本人教育』『日本人のマナー教育』をしていると言うと

わかりやすいでしょうか?

上差しここでひとつママからの相談の事例をお話しします

虹2歳児みよちゃん(仮名)

『最近 みよは公園にゆくと 同じぐらいの子供が近づいてくると泣くのです。

どうして泣くのでしょうか?』

ハートよくよく 話を聞いていると

みよちゃんが楽しく遊んでいた遊具を 他のお子さんが欲しがった場合

ママは みよちゃんの気持ちも聞かず 

毎度『お友達に 貸してあげなさい』と 取り上げて貸してあげていたそうです。

その深層心理には 

ママの『他のママともから よいママ 良いお子さんだと』と思われたい・・・

回りの人の気遣い優先だったこと・・。

ハートみよちゃんの気持ち優先ではなくて ママの気持ち優先だったことで

みよちゃんは 誰かが近づいてくると 

『自分の遊具をその子に とられてしまうのが嫌』で

泣いたのでは・・と思った私でした。

その相談後 ママはみよちゃんの気持ちを優先することにしました。

『みよはどうしたいの?』お子さんの気持ちを確認するようにしました。

みよちゃんは 同じ年齢の子が近づいてきても泣かなくなったのです。

ハートお子さんが使っている遊具

他のお子さんが『貸して!それ 使いたい!』と言ってきたら

お子さんに『どうしたい?』か聞きましょう。 

本人が『嫌だ!貸したくない!』と言ったら 

『ごめんね!貸せないって!』お子さんの気持ちを優先してあげましょう

ハートお子さんが貸したくないのに 親のエゴで『貸してあげなさい』と

無理矢理 お子さんから遊具を取り上げることは 

お子さんのストレスに結びつきます。

自分がされたらどう感じるかと言う視点にたつと 

おのずとお子さんの気持ちも理解できます。

『私が楽しく遊んでいるものを 無理に持って行かれ

他の人がそれを楽しそうに使って遊んでいるのをみたら

何で!?・・・・私のおもちゃなのに!』と私は思います。

乳幼児にも『気持ちが』『心が』大人と同じようにあるのです。

ハートお子さんが『貸してあげる』と言ったら 褒めてあげましょう

ハートお子さんが お友達の遊具を『貸してほしい』と言って

『貸してあげない!』と言われたら 『みよちゃんも貸したく無いときあるよね

あれは お友達におもちゃなの みよちゃんのおもちゃではないのよ』と

言い聞かせましょう。もしそこで 泣きじゃっくったり暴れたりしたら・・・

その場所から離れた場所で言い聞かせましょう

それでも駄目だったら 『お友達と仲良く遊べない子はお家に帰るしかないね』そう言って

早々に連れて帰りましょう。

ハートお子さんが お友達の遊具を『貸してほしい』と言って

『貸してあげる!』と言われたら 『ありがとう』と言わせましょう

『お友達の大事なおもちゃだから 大事に使おうね』と

他者の気持ちを大切にする気持ちも育ててあげましょう。

ハート私の対策が ベストだとは言えないかもしれませんが  

少しでも対処方のヒントになればと思います。