あけましておめでとうございます。
本年度もよろしくお願いします。
それでは最近読んだ本をご紹介します!
557冊目
『常識の壁を越えて』
著:ダン・S・ケネディ
「生まれつきの素質が無いと」のウソ
職業が本当に好きかどうかも考えもせずに、そしてその分野で成功するために必要な能力を磨く意欲が持てるかどうかもロクに考えずに見ず知らずの異業種に転身したがる人があまりにも多い。
そういう人に限って、
「今注目はどのビジネスですか」
「始めやすいのはどの仕事ですか」
などと聞くが、本来は
「私にとって始めやすいのはどういう仕事ですか?」
と聞くべきである。
☆素質が無い事を悔やむより自分にできることを見つけること
「大学くらい出ていないと」のウソ
大学卒じゃなくてもビジネスに成功するために必要な知識をみにつける方法
1、近くの大きな図書館に通う
2、狙いを定めた分野で最も成功を収めた人物50人を選んで直接会いにいく
3、脂肪の分野で実際に働いて見る
☆自分の目的に直結した知識と技能を身につける努力をする
「礼儀正しくあれ」のウソ
誰にでも愛される人間であれという定石を覆したドナルドトランプ
傲慢な言動はあらゆる人の反感を買い続けている
しかし、逆境をはねのけ眼を見張るような取引をまとめ成功をおさめている
特に興味深いのが首尾一貫した態度である
決して困った様子やおどおどしている様子を見せないいつも自信満々で自分をアピールする事を忘れない
☆反感を買う事を恐れてはいけない、傲慢な態度はひとを遠ざけるどころか人を惹きつける。誰だって自信に溢れた人とビジネスがしたい。
「継続は力なり」のウソ
はっきりとノーをいわせないセールスマンは悪である
脈アリカードで溢れかえっているとしまいには仕事を失う事になる
有能なセールスマンはイェスカノーかの答えを引き出してイェスの顧客に時間を費やす
ノーの顧客を早く見極める事ができればイェスの顧客が増える
☆エジソンは1万回実権をして成功した。つまり9999回の失敗にはさっさと見切りをつけているのだ
成績のあがらないセールスマンが鏡の前で毎日2時間同じセールストークをしていても下手くそなセールストークが頭に根を張ってしまうだけである
そうではなく、セールスが上がるトークに変えて実演させてビデオで撮る
そしてフィードバックするを繰り返す
☆一度正しいセールスを覚えれば契約を頭に浮かべながら一人で話をする姿を思い浮かべながら練習することができる
558冊目
『ドナルドトランプ奇蹟を起こす10倍思考』
著:平 睦夫
ドナルドトランプの経歴
彼の人生躍動のキーワードは4つ
ベンセントラル
グランドハイアットホテル
トランプタワー
アプレンティス
最初の最大の仕事は20代後半のベンセントラル鉄道所有の広大な土地の買収である
例えるならば、20代後半の新人不動産ビジネスマンが東京丸の内ビル群の中に東京ドーム級の土地を確保したのに等しい
老朽化したコモドアホテルを取り壊し
そこにグランドハイアットホテルを建てたのである
次に30代後半に手掛けたトランプタワー
例えるならば銀座の目抜き通りに金ぴかの高層ビルを建てたような物である
土地を3年がかりで交渉で手に入れて隣のティファニービルの空中権を買い建設された
40代前半にかけては活動の場を広げる
アメリカンフットボールのチームを買い、ミスユニバースの運営に携わり、ニュージャージー州にカジノを建設し、航空業にも携わった
40代中盤に不動産不況とともに破綻の時代がやって来た
会社は90億ドルの借金を抱え倒産
自信も9億ドルの借金を背負い最初の離婚も経験した
50代後半には人気テレビアプレンティスで人気を買い、決め台詞の「お前はクビだ!」は全米の流行語にもなった
そして2016年共和党の大統領候補に選ばれる
70歳の年のことである
発送プラス勇気が飛躍の条件
年収を10倍にするなら
・雇われるのではなく起業する
・取り替えのきかないエキスパートになる
・マーケットをガラリと変えてみる
・5人ではなく50人を統率する
「あとが行動」
・諦めない
・とことんまでやる
・がむしゃらにやる
成功のカギは姿勢にある
・自分は価値の高い人間だという信念を持つ
・それにふさわしく堂々とした姿勢を保つ
・信念が益々強まる
☆見上げるな小さいことだと思って見おろせ。トランプ氏の言葉
楽天と楽観はまるで違う
・楽天思考とは現実に目を瞑り、自分に都合のいい憶測に身を任せて努力しない態度を言う
☆例えるならば、台風が来ている事実に目を向けずに大丈夫大丈夫と言っている人を楽天思考と言います
トランプの話術
人格を切り替えられる人は話が上手い
最初は確かに、そうだなというイェスの相槌と、違う、ノーという相づちが半々くらいなのに次第に「それもありだな、気持ちはわかるよ」と変化していく
トランプの話し方は3つの技術の合わせ技
1プロレス流
2断言
3実例方式
プロレス流
・人格を使い分ける
・エンターテイメントに徹する
・事件を起こす
・共通の敵を作る
☆いつも正論をいう、何があっても表情を変えない、1ミリもブレない話ほど退屈な話はない
☆一理あると思わせれば良い
トランプは暴言を持ち込むことによって「熱戦」にしてしまう
事件を起こすために用いるのが「共通の敵を作る」方法だ
これは「確かに一理ある」と思わせれれば良い
手を携えて的に立ち向かおうと繰り返し言う内に話は熱を帯びる
引き込むより巻きこむ話術
・自信を持って断定する
・短く言いきる
・繰り返す
これをしないと
・断定を避ける行為は自信がない
・ダラダラ話すのは集中力が続かない
・1度しか言わないのは相手に印象が残らない
こんな話してには誰も注目しなくなる
相手次第で出方を変える
・相手が望むものを持つ
・相手が必要とするものを持つ
・相手がこれ無しでは困るものを持つ
これを持つだけで取引力は格段に上がる
能力よりも人柄を見る
・曲眉
眉毛の形が円やかな曲線かどうか
・豊頰
頬の肉付きはコケていないか
・大耳
金運は耳の下部、耳たぶはどうか
・鞭体
鞭のようにしなやかな身体かどうか
・清声
声に張りがあって力強いか
☆トランプは入社試験の際に筆記は何の役にも立たない。会って全てを決めている
『今日のドラッカー』
企業の成長はトップマネジメントに対し常に新しい能力を要求する
トップマネジメントは成長に伴う問題が現場管理者や従業員とコミュニケーションを図ることによっては解決できないことを認識しなければならない。
事業が大きくなるほど長い将来を考えて行動しなければいけなくなる。
目標の実現のための段取りよりも目標の設定そのものに より多くの関心を向けなければならない。