「世界は落下している」という言葉に初めて触れた時に、とても納得感がありました。

 

この言葉は、Kaizen PlatformのCEO須藤さんのブログに書かれていたもので、

彼がリクルートのGMになった時に、色々と困って人に相談をした時に教えてもらった言葉だそうです。

 

少しだけ引用させてもらいます。

 

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「まあ、色々あると思うんだけどさ、最近気づいたことがあるんだよ」

 

「なんですか?」

 

「世界は、落下してるんだ」

 

「??」

 

「本来あるべき方向に向かって、世界は凄い勢いで落下してるんだ」

 

「はあ」

 

「色んな既得権益を持った人たちが抵抗勢力になって邪魔するんだけど、それは重力に逆らうようなもので、あんまり意味ないんだよ だって世界が落っこちていくスピードの方が圧倒的に早いから」

 

「なるほど」

 

「だからさ、その落下する方向を俺たちは見定めて先に落下してくべきなんだよ」

 

「ほう」

 

「だってどうせ落下してくんだからさ 先に向かった方が絶対いいんだよ」

 

「なるほどなるほど」

 

「俺たちがやらなくたって誰かがやるぜ?だって、そもそも落下してるんだから」

 

--(引用終わり)

 

 

そう。

 

世の中は、「進化する」とか「変化する」とか、そういう表現を使いがちですが、

 

確かに、「落下している」の方が正確だと思います。

 

 

何らかの技術の進歩であったりが発端となり、世界は僕らが望むも望まざるも関係なく、

 

ある方向へ落下しているのです。

 

 

今で言えば、「AI」や「ロボット」、「デジタル」「キャッシュレス」「人生100年」といったキーワードの方向へ。

 

 

さらに、僕が最近思うのは、「世界は、たをやかな方向へ落下している」のだなと思うのです。

 

先日、堀江貴文さんが主宰するゼロ高校の入学式でもそのような話になったのですが、



 

今の時代というのは、「言い訳ができない世の中」になっています。

 

昔だったら、「お金がないから」とか「知名度がないから」とか「経験がないから」といった

「一歩踏み出さない」ための様々な言い訳ができました。

 

しかし、「インターネット」やそれに伴う様々なサービスによって、あらゆるコストが下がりましたし、

ブログやTwitterやYoutubeなどで自分が発信することができるようになりました。

 

つまり、「やろうと思えば」何でも簡単に、しかも低コストで、「誰であっても」可能な世の中になっているのです。

 

 

硬直化せずに、とてもしなやかな、柔軟性がとても高い世の中と言えます。

 

 

そんな中で、僕自身もある意味で「インターネット」によって世の中に出て行ったとも言えます。

STORYS.JPというブログサービスに「ビリギャル」の原型を投稿したら、それが大人気となり、

書籍化し、映画化され、海外でも人気となりました。

 

それから色んな人と知り合いまして、この経験は何者にも代え難いものとなりました。

 

そんな中、友人の秋元さんにダイヤモンド社の敏腕編集者である土江さんを紹介し、

彼が書いたのがこの本です。

 

 

その反響から、新聞やテレビに出演した彼の姿を見て、

 

当時小学1年生の娘さん(ういさん)が「私も本を書いてテレビに出たい!」と思いつきます。

 

 

素晴らしいのは、そこでこのご夫妻、

 

「いいね!」

 

と背中を押します。

 

ういさんは、お父さんが20代に伝えたい50のことを書いたので、

 

「私は保育園に行っている子達に伝えたい50のことを書く!」と言いました(笑)

 

 

そこからiPadを使って書いていく中で50はちょっと多いぞとなります。

 

 

さらに、家族づきあいをしている僕に「対談したい」というオファーをくれました。




(対談当時の写真)

 



そして自費出版で100部製作しました。

 

 

これがネットや新聞、地元のテレビでも話題になり、

 

自費出版の小冊子が増刷に増刷を重ね今や6000部だそうです。

 

 

そして絵本としての商業出版の話が来て、できたのがこれ。

 

 

 

 

僕との対談も付録として掲載されています。

 

 

スッキリやモーニングショーで発売前から取り上げられて、

まだ予約段階なのにamazonで総合1位になりました。

大重版がかかり今2万部だそうです。

 

まだ予約段階なのに・・・・・・。

 

 

絵本って5000部でベストセラーだそうです。

 

もう既に4倍。

 

大ベストセラーですよ。

 

 

すごい話です。

 

 

書き始めた時のういさんは小学1年生。

 

そして、今小学3年生。

 

小学3年生の大ベストセラー絵本作家(まだ予約段階(笑))。

 

 

ね?

 

世界ってたをやか

 

ですよね。

 

 

そんな世界にドンドン落下しているのです。

 

 

親は自分の背中で「憧れる」姿を見せ、子どもがやりたいとなったら背中を押す。

 

 

「私も本を出したい!」

 

と言ったら、「そうね、いつか出せたらいいね。頑張ってね」

 

じゃなくて、

 

「こんな方法があるみたいよ」と一緒に探す。

 

そうすると、大きな道が開けたりするものです。

 

 

これからのういさんの未来がさらに楽しみになりました。

 

 

あ、そうそう、「チャント」(CBC)でも月曜日か火曜日に紹介されるそうです。

 

日曜日にういさんに関してのインタビューを僕も受けました。

 

ぜひご覧ください!

 

 

 

 

 

おすすめです。

 

 

 

 

そして坪田の新刊はこちらです(笑)