僕は死ぬほど運が良いんです。アピールポイントは?と言われたら「とにかく運が良いです」と0.1秒で答えられるほど運が良い。
(ちなみに、妻は運が微妙に悪いです!) ことごとく「運」の絶妙さに助けられている僕の人生。
人生は本当に分からないものです。
家族づき合いをさせてもらっている親友の長女の絵本が今大ヒット中なんです。
ここのご夫妻お二人ともがとんでもない英才でして(で、また、この絵本が売れ続けてスーパーメガヒットみたいになったら、「やっぱり親御さんが優秀だから」とか言われんだろうなと確信してます 笑)、
ご両親共々「東海地方を代表するビジネスウーマン、ビジネスマン」です。
絶対このお二人はもっともっと全国的に有名になるだろうと思っていたんです。(僕のブログにも度々登場します)
まさか、長女が先に全国区になるとはね 笑
正直、それは想像してなかったです。すみません。
でね、このお母様がまたしっかりされた方なので、お母様、ういさんそれぞれの手紙とともに、この絵本が出来上がってご恵投して下ったわけです。
ちなみに、このお母様、「しっかりされた方」なんですが、とんでもない天然でして、
僕の誕生日にお花を送ってくださったのですが、
なぜか住所が
「坪田信貴 東京都港区六本木 六本木ヒルズ」
と書いてありました。
いや、部屋番号書いてないし。
そもそも僕、六本木ヒルズどころか、六本木にも住んでないんですけど。
で、それより不思議だったのが、
「なんで僕の誕生日にちゃんとそれで届くのか」というね。
ビビりましたよね。
しかも、このお母様、お花屋さんが「部屋番号を書いて下さい」と言われた時に「大丈夫です。それで届きますから」と仰ったそうです 笑
全然大丈夫じゃないけど、結果的に届いてるな、おい!
という。
結局、
「郵便局がすごい!」
という話にオチが帰着してしまったので、無理やり方向性を変えないといけません。
ご恵投いただいた絵本とともに、著者のういさん直筆のお手紙をいただきました。
「わたしの本が絵本になりました。4月16日に、ブログで、わたしのことを、かいてくださったらしく、とてもかんしゃしております。本をかいて、たいへんなこともありましたが、つぼたさんのあどばいすで、いろいろなことがまなべました。そして、なによりも、テレビにでるときに、「こうしたほうがいいよ。」「このままだとだめ。」と、すてきなあどばいすでやりとりをしてくれたおかげで、たいへんなことが、早くできるようになりました。たくさん、きょうりょくしていただいたけれど、もうちょっときょうりょくをたのめませんか?これからもあどばいすをたくさんよろしくおねがいします。 うい」
かわいらしい、「水面?」に映った自画像のような絵も描いてくれていました。
この発想もまた面白いですよね(笑)
ところで、「手紙を書く」って結構大変です。
相手との関係性を考慮しながら文面を考え、心を込めて一文字1文字書いていく。
途中で間違わないように気をつけながら進めていくのってかなりの重労働。
僕は久しく手紙を書いていないなー(いや、やっぱり書いてるわ(笑))と思いつつ、
字を学んでまだ数年のういちゃんが、「敬語で」しかし、「さらなる協力要請」を手紙で申し込んでくるって
すごいことです。
この手紙を読んだだけで感動しました。
きっと、お母さんとああでもない、こうでもないと言いながら、何度もやり直して書いたんでしょうね。
こうして「文才」も育まれていくのだと思います。
素晴らしい教育ですね。
そしてその素晴らしい教育をされているお母さんが、なんで「あの住所で僕に届けようとしたのか」はいまだに謎でしかないですが、
絵本の世界は5000部で「ベストセラー」と言われるそうです。(なんの確証もない情報ですが)
その真偽はさておき、この業界自体が特殊と言いますか、
「親が昔読んだ絵本を買う」という傾向や保守性から考えても、数十年単位の「ロングセラー」の絵本ばかりが
書店に並ぶのは当然でしょう。
よって、新規参入の壁は異常に分厚いはずです。
そんな中、4月23日の発売から1ヶ月経たずして、発行部数が5万部を突破。
ういさんのこの嬉しそうな顔!
----上の記事をここから引用します---
本書のもとになったのは、愛知県に住む現在小学3年生のういさんが、小学2年生の夏に完成させた自費出版本。ういさんの父親が本を出版したことに刺激を受け、「自分も本を書く!」と半年がかりで作品に仕上げたものだ。元々はご両親が「頑張った成果を形にしてあげたい」と100部限定で自費出版したものだったが、これが評判を呼び、Yahoo!ショッピングの本の総合ランキングで1位(2018年10月6日調べ)を獲得。ついに人気絵本作家・えがしらみちこさんとのコラボが実現し、絵本となった。
----(引用終わり)---
そして個人的に面白いなーと思ったのが、
「父親の出版」⇨「ういさん刺激を受ける」⇨「わたしも書く!と決意」⇨「両親が百部限定で自費出版」⇨「評判を呼びYahooショッピングの本の総合ランキングで1位」⇨「増刷し、地獄の手作業で発送する」⇨「学研から出版」⇨「ベストセラー」に
⇨「父の本も再重版が決まる」
という流れ(笑)
いいっすね。
「親の七光り」はよく言われますが、「娘の七光り」は親として理想ですよね。
教育者として完璧じゃないですか。
僕もこの流れに乗って行きたいと思います。
全国の書店員の皆さん、
ぜひ、
ういさんの絵本、お父さんの絵本とともに、
僕の本も隣においてくださいっ!!!
ういさんファミリーとして僕も今後頑張って行きたいと思います。
ちなみに、これからも続々ビッグな番組出演などが決まっているそうなので、個人的にはとても楽しみです。
先日、吉本興業の大﨑会長も「あの子すごいなー」と仰っていました。(ういさんのことご存知でした)
ちなみに、ういさんはケーキ屋さんとともに「芸人さん」にもなりたいそうで、
それを言ったらとても喜んでおられました。
ういさんのこれからの成長物語がとても楽しみです。
(しっかりお供させていただきたいです(笑))