先日、僕が監修させていただいた本が出版されました。

友人の高嶋舞さんが著者の本です。

ありがたいことに、ほぼ全項目で僕なりのコメントを掲載させていただいております。また、冒頭では高嶋舞さんとの対談も掲載されており、多くの方にご好評頂きました。

よろしければ書店でご購読頂けますと幸甚です。


子育ての成功本って、ビジネスの成功本並みに多いと思うのですが、どうしても、「うまく行ってる人とは環境が違いすぎる」と思うんですよね。

孫正義の人生をなぞっても、ビジネスに成功するわけではない…みたいな。

先日、吉本興業の大﨑会長と講演会を久しぶりにさせていただいたのですが、テーマは

「人や企業を成長させて次のステージに向かわせる実現力」

でした。

講演前にそのタイトルと、きっと大﨑さんが話されるであろう話を想像していて、

「ああ、多くの中小企業経営者にとっては、吉本さんだからできた話…と思いそうだなぁ」と勝手に妄想をしておりました。

確かに110周年を迎え、多分日本で最も知名度の高い会社の一つである吉本興業での事例って、ちょっと特殊過ぎて「すごいな」とは思っても、じゃあ自社でも…とはなりにくいと思ったんですよ。


しかしね、110周年を迎える企業でもかならず「1日目」があるし、社長が変わるとこれまでの積み重ねだってむちゃくちゃ変わるんです。

これまでの伝統や文化が助けてくれることもあれば、大きな足枷になることもある。

なので社長次第で業績は上向きにも下向きにもなります。

そして、10年単位で時代の大きな変化が生まれますから、それに応じて改革していかなければならない。

その10年単位での改革というのは、まさにどれだけの老舗企業であろうと、新興企業であろうとやることは一緒なんですよね。

そして、いわば、「子育て」も全く同じなんです。


人が成長するポイントやタイミング、そしてそれに合わせてどんな「ステージ」を用意するか、それによって、人が変わり、「フラッグシップ」となる人が大きく成長すればそれをみて周囲の人たちも感化される。

そんなことをこの本の制作過程の中で思いました。

どうぞよろしくお願いします。


高嶋舞さん著
「怒らなくても自分からやる子が育つ 親の言動○△×」

よろしくお願いします。