今日は2023年3月18日になって1時間が経ったところです。
僕はこの2年ほど続けている肉体改造のために、日課の
筋トレをしたあとにインドアバイクに1時間乗っています。
一番重い時に比べて体重が14キロ減り、体脂肪も13%台になりました。
友人の吉本興業会長の大﨑洋さんが3月10日に出版した初の単著「居場所。」(サンマーク出版)を読みながら、インドアバイクに乗っています。
この本は初版2.7万部。
発売前に重版がかかり1.3万部の増刷。
そして発売数日でさらに重版がかかり5万部…と大ベストセラーになる雰囲気を持った本です。
今ならまだ「幻」になるだろう初版が手に入るかもしれません。
書店にゴー!
実はこの本の170ページの見出し「60過ぎてできたけったいな友達」というパートで、僕のことが半分ディスりながら紹介されてます。
ゲラの段階から読んでいたので名前が出てくるのは知っていますが、この本が大ベストセラーになると「ビリギャル の坪田はヤバいやつだ」といろんな人に知れ渡ってしまうのではないかという恐れもありますが、
そんなことより、大﨑洋(あえて敬称略)の本に名前が出てくるって凄いなと改めて思いました。
というのも、2013年の4月30日に、「Storys.jp」というサイトに、最初の記事「学年でビリだったギャルが、1年で偏差値を40あげて日本でトップの私立大学、慶應大学に現役で合格した話」(本の題名とは少し異なります)
をアップロードしてまもなく10年が経ちます。
本の出版が12月ですので、今年は10周年記念の年なのです。(映画は2015年)
ブログ記事を書いた時には、名古屋在住の名古屋の塾の塾長でした。
もちろん、その時点で大﨑会長との接点はゼロ。
テレビに至っては、子どもの頃にNHKが近所の取材をした時に映ったのと、「日本のこれから」みたいな取材で、数十人いる観衆の1人みたいな感じで数秒映る…という経験のみで、ほぼ無縁の生活でした。
小学生の頃、「夢で逢えたら」という深夜の番組が好きで、ダウンタウンさんやウッチャンナンチャンさんたちが活躍するのを楽しんでいましたし、「8時だよ全員集合」や「タケちゃんマンとブラックデビル」の戦いを楽しみにしていました。もちろん、「ごっつええ感じ」や「ガキ使」もずっとみていました。
それが今、大﨑会長とラジオ番組(「らぶゆーきょうと」(KBS)でレギュラーを持ち、明石家さんまさんと「ホンマでっか⁈TV」(フジテレビ)で、松本人志さんと「お茶とおっさん」(BSよしもと)で定期的に共演させてもらっているのです。
10年前の4月29日(まだ「ビリギャル 」の記事を書こうとすら思っていませんでした)に、
「俺、本を出したらミリオンセラーになって映画化されて、メディアにバンバン出て、吉本の役員になって、大﨑会長と友達になったり、さんまさんや松本さんと番組やるようになると思うんだよね」
と言ってたら、
「あいつは変なやつだったけど、とうとう頭が狂ったらしい」
と陰口を叩かれているでしょう。
とても10年前から計算しても想像できない未来なのです。
「メディア」という観点でもそうですし、他にも、「ゴルフ」や「サウナ」が好きになるなんて想像もしていなかった。
可愛い娘が2人いて、愛する妻と楽しく東京で過ごしているなんて思ってもいなかった。
4歳の娘が、僕の真似をして「オレ、ジム行ってくるわー」と前髪をかきあげながらいじって真似をして家族が笑うとかも考えられない。
もちろん、10年前も楽しかった。
多くの社員や生徒、卒業生に慕われていたと思うし、「人生満足ですか?楽しんでますか?」と言われたら「100点!これ以上はない!」と答えていたでしょう。
しかし、やっぱり、10年前を考えると、
大﨑さんの本に僕の名前が「友だち」として出てくることが一番想像ができなかったんです。
子どもの頃にみた「ごっつええ感じ」で、今田耕司さんを泣かせるドッキリをしていたプロデューサーの大﨑さん。
あれをみて大笑いした自分は九州にいました。
年齢も2回り違います。
何の接点もなかったのに…。
不思議なものです。
そう考えると、10年後に僕の居場所はどこにあるんだろうと考えたりもするのです。
名古屋かもしれない、九州かもしれない。アメリカかもしれない。ドイツかもしれない。
いや、もしかしたら宇宙にいるのかもしれない。
この世にはいないかもしれません。
「友だち」も増えてるのか減ってるのか、はたまた、
大﨑さんと2人でどっかを旅行してるかもしれません。
喧嘩してるかもしれない。
そんな未来、どんな未来であってもここが自分の「居場所。」といえる生き方をしたいなと思わされます。