朝起きて、いつもより、冷え込むなあ…と
窓の外をのぞいたら…

茶色いはずの大地が、所々白まじりの
まだらなカーペットになっていました。

もとい、霜が降りてました…(でした。)

朝夕は、ストーブつけて当たり前…の生活
になってきました。

本州育ちの私は、炬燵が恋しい季節です…
(北海道では、家の中は、ストーブをガンガン焚くので、あまり炬燵を見かけません…)


浦河町にある友人の牧場にいる愛しの
キララ(馬、サラブレッド)に会いに行きま
した。

私の住んでいる十勝平野の畑作地帯から、
日高山脈を一山越えて(今はいい道路とトンネルがあり二時間半で行けます)降りていくと、そこは、馬が沢山いる牧場が広がっていて、別世界です。





キララは、現在23歳、いいお婆ちゃんになりました。
私と一緒にお嫁入りし、亡くなったタイ(昨年6月)と共に、16年間過ごしました。

暴れているキララを抑えようとして、
右手首、骨折した苦い経験もあります。

タイにも、瞼の上を蹴られ、目の周り真っ青、おいわさん…になった事もあります。

全く素人の私がよく飼い続けられたなあ…これは、周りの家族の協力のお陰です…


相棒のタイが、昨年亡くなり、一頭になって気が狂ったように嘶き続けるキララを見て、沢山同じ仲間のいる生まれ故郷で、余生を送らせたい…と思い、友人の牧場で預かってもらうことにしました。

最後にうちから、友人の牧場へと旅立つ馬運車の中で、ヒヒ~ンと一回嘶いた、あの声はいつまでも忘れられません…

最期まで我が家で、見てあげられず、ごめんね…と胸が苦しくなります…が、

会いに行くと、沢山の仲間達と広い牧場で、幸せそうに、草を食んでいる姿を見るとこれでよかったんだ…と自分に言い聞かせる事ができます。

相変わらず、キララの瞳は澄んでいて、綺麗でした。(馬の目は、優しい…)

これも、余生を安心して送らせてくれている牧場の友人のおかげ…

本当に感謝しています…

ありがとう…

心をリフレッシュさせ…元気になって
帰ってきました…