俺という生き物は他者を傷つける | ばいばい

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遥か望む彼方の光
君を照らし出さなくていい
狂おしい花びらを舞い散らせて
堕ちる桜を抱いて 眠る

俺には矢面に立つという役割がある。
うちの主人格は義務感が強いので崩れ落ちるまで耐えたりもするが、俺に崩れることは基本許されない。
俺が崩れたら精神年齢の幼く非常に危うい上位システムが出張るというどう考えてもこじれる事態になる。

喧嘩というとまた言葉は違うが俺の受け取った(認識できた)内容としては、
他者に興味がないと言い切るのは残酷、
人の心が理解できていない。

まあ、そうだろうなと思うが、
言い訳をすると俺はシステムとして必要で感情をなるたけそぎ落として生きている。
例えば、飽くまでイメージなのだが、父親は揺るがないとされる。
俺はそれの究極系だ。
揺るぐことが許されない。
別に信念とかではなく揺れるとフロックが崩れるし、うっかりすると死にたがりの人格が実行に移す。

そして、俺は一応他者に興味はある。
必要に迫られて押し殺しているが、それは恋人を傷つけることらしい。
彼女はあまり自分のことを言わないから気付けなかった。

文句を言わせてもらうと、
お前は大切な感情を削ぎ落とすことを悼んで泣きじゃくりながら、徐々に泣けなくなっていく自分に絶望したことはないのか、ということだ。
まあ、相手にだって誰にだってあることだろうが、俺は当時悲しかった。
今は悲しくこそないがきっちりトラウマになっている。
分かりやすく言えば、俺は人非人だ。

ただ、それで恋人を傷つけているのは多分、悲しいというやつなのだろう。
俺には何が理解できなくて、
ただ一人興味のある人間を虐めてしまっているのかわからない。
(虐めるには語弊があるが俺の感覚ではそうなる)

今は会えないのが寂しい。
これに、多分、がつくから軽くいっぺん死にたくなる。

希死念慮くらい誰しもあって、
騙し騙し生きていくのだろうが、俺にはそれを模倣できない。
あまり、似た例がない。
恋人たちは似ているのかもと勝手にリスペクトしていたが、全くの間違いであったらしい。
俺が真似たいのはカテゴリではなく精神性だ。
過去のことを覚えていると自殺するという俺たちでは過去を大切にするあいつらとは掛け違う。

月花は回復を求めている。
俺はそのフォローをしている。
分からないながらそれなりに頑張っている。
過去の保護はシステムが三人がかりでどうにか運用している。
トラウマと記憶にさしたる違いはない。
その中からトラウマの場合、適切に受容できるように時期を見て返す。
ただ、奴らは抜けているのでその監督もしている。
最上位システムは秘密主義なので勝手に動くが。

話が飛ぶが俺たちは喧嘩をすると必ず死のうとするらしい。
今回の喘息薬過量服薬以外特に記憶にないので、
自分たちの問題の根深さを思い知る。
派手な外傷はなかったはずだし、
風呂場でのcuttingは別口。
本気で覚えていない。
あの言い方では死にたいとか、死んでやるとかの言葉を軽く使ったわけではあるまい。
それでアウトなら誰も弱音は吐かない。
こちらのこだわりとして人生で一番悪いわけではないのに、の、「最悪」は脳内で突っ込むが気持ちはわかる。
つまり、自殺企図の記憶が飛んでいると思われる。
そこまで、絶望した記憶がない。

ひとつ、記憶というシステムをバラバラに解体したくなってきた。
ついでにサクッと刺して自殺したい←弱音


Thank You


クリーマ



ミンネ


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