承認欲求によりいろんなことを頑張っている人って多いと思うんです。
わたしも10年ほど前までそうでした。
過去形で言い切りましたが
今もその当時よりマシになっているとはいえ
承認欲求のために仕事をしている、という部分が
まだ残っているところもあるかもしれません。
承認欲求は、ある程度、人が頑張っていくために
必要なものでもあります。
こちらの図は、マズローという心理学者の唱えた
「欲求の5段階説」です。
人はこの欲求の段階を上がっていく、と言われています。
こどものときは
生理的欲求や安全欲求が大きい。
戦時中なんかも、安全欲求が満たされていないのに
承認欲求や自己実現欲求を持つことは難しいとされています。
承認欲求は、ある程度の欲求が満たされた上で持つ
欠乏欲求の最後のもの。
承認欲求があるのは、ある程度健全なものではあるのですが、
そうはいっても欠乏からくる欲求であることには変わりなく。
いつまでも承認欲求の段階に留まっていることは
厄介なのです。
承認欲求の段階まで来た人は
はやく、自己実現欲求=成長欲求の段階に進むべきなのです。
(マズローは、段階は行き来することもあると言ってますので、全く承認欲求をなくなさきゃ、ということではなく、
承認欲求の段階にとどまり、その上に進んでいないことが課題デス)
いつまでも承認欲求にとどまっているひとは、
自分が自分がと
人に譲ることができなかったり
認めてほしくてがむしゃらに頑張りすぎて空回りしたり
他人のことも認められなかったり
なんだか変なことになります。
ある程度、成功体験を重ねているのに
まだ「頑張っていないと人に認められない気がする」という方は
ちょっと注意をしたほうがいいと思います。
あなたがあなたを承認しない限り
あなたの承認欲求を満たすことはできない段階に来ています
本当のところ、自分の承認欲求を満たすことができるのは自分だけなんです。
だから、承認欲求を乗り越えた先に
自己実現欲求があるのです。
承認欲求を満たすことができるのは自分だけ。
なかなか自分を認めることができないよ、という方は
セルフハグ
もオススメですよ。
形から入るほうが
体感しやすいこともあります