年度末です。
色々な別れが訪れます。
職場でも転勤していく人や退職の人を見送り、
こどもの保育園でも小学校に旅立っていくお兄ちゃんお姉ちゃんたちとお別れ、
そして転勤や退職の先生との涙のお別れ。
別れって、【手放し】や【断捨離】が推奨されるようになった最近ではそこまででもないかもしれませんが、
昔は「別れ」という言葉にはネガティブなイメージがありました。
※円満離婚、みたいな言葉が出てきたのもここ5〜6年では。
そんな昭和の頃の世界観でも、
この、年度末の旅立ちの別れは
どちらかと言うとポジティブに受け止められていたように思うのです。
卒業、入学。
別れのあとにはすぐ新しい出会いがある、みたいなね。
それが、人間の特性なのだろうなと思います。
別れと出会いを繰り返して成長していく。
だから、きっと別れは人生にとって必要なものなのでしょう。
特に、年度末、新しい職場や、
進学のために旅立つ人たちの顔つきは晴れやかに見えます。
見送る方はさみしいけれど、旅立つ方は晴れやか。
それも人間の本質なのかもしれませんね。
恋人との別れは辛くて仕方なくて引きずりまくるけど
あらかじめ年月が決められている学校などでの別れは
爽やかな思い出とともに
次へのステップに胸はずませる。
後者のほうが人間の自然の姿なのだとしたら
別れは次へのステップのとき。
新たな出会いに胸弾ませるとき。
年度末、さまざまな【別れ】のシーンを見て
別れについて想いを馳せてみました。