ゴールデンウィークに突入し、

なんとなくモヤモヤしていた、わたしです。



何にモヤモヤしていたかって

同業者の活躍っぷり。



でもワタシは知っている。



モヤモヤする時には

自分の心の声に気づくチャンス。



自分の心の声に気づいたときは

飛躍のチャンスがあることを。





で、ですね。


絶賛自分と会話中をしてみて。


そして、ある答えが見つかって満足しているのですが

(このことについてはまた書きます)





過去にも。


モヤモヤ期から【パッカーン】という気付きがあって

そのおかげで飛躍があったなぁと思うことがあったので


今日はかつての気付きを書いていきたいと思います。








ワタシはかつて、職場で

一緒に働いていたとある先輩について、


仕事は自分のほうができると本気で思ってました。




先輩は【銀座のママができる】と言われるくらい世渡りが上手で、男女問わず上司部下問わずに人気があるひと。


でも【仕事ができるタイプ】ではないので、いつかぼろが出てしまうのではないかと個人的には心配していました。




※この先輩は本当に人付き合いが上手で、ワタシは大好きで、その人気ぶりに憧れてもいたのです。


ただ、当時の私が思う【仕事のできる】感じではなくて。

だからいつかボロが出てしまうのではないかと【心配】だったのですね。






ある時

私が就くはずだった(と、ワタシは思っていた)ポストに

その先輩が就いてしまった。





えー、なんなん。

年功序列??って思いました。



1年間その人の部下をやり

その人と仲は良かったので楽しい1年ではありましたが、


その人の【ぼろ】が出ないように必死でカバーしてるつもりでした。



その人に役職は無理だ、と偉い人が判断して

自分が次にその役職をやるのかなと待ってましたが

その気配がなく


拗ねたワタシはその職場を離れました。

(異動希望を聞いてもらえたのです)





私が別の部署に行っている間に、その人とバッタリ職場で会うことがありました。


部下に囲まれてちやほやされている(ように見える)その人を見たとき

ワタシはハッと気づいたのです。



一緒に働いているとき

私とその人は1階級の違いだったのですが、

私は別の部署に異動した事により平社員に戻っていたので2階級の差になっていた。





ライバルだ、あの人さえいなければ

私があの職についていた


と思っているのは自分だけで



他の人から見たら2階級も差があって

どっから見てもあの人のほうが上やん!


(上とか下とか言うのはそぐわないですが、当時の私はそう、感じたんです)



ということに。








結果的に

その先輩はその後もさらに役職が上がっていって

本当に雲の上の人になっていきます。



けど、あの日


ライバルではなくて雲の上の人だ


って、私自身が「諦めた(明らめた)」事によるものなのか、


その後、さらに偉くなったその人に以前の部署に呼び戻されて


私自身も何階級も出世階段を上がっていくことになったのです。





若い頃「仕事ができない」と思っていた先輩。


その人のせいで出世を妨げられたと一時期は思った先輩。


でもその人のお陰で、当初の予定よりずっと高い役職の経験をすることができました。



それが、今現在にもつながっています。





その転換点となったのは



ライバルだと思っているのは自分だけで

他の人から見たらどう考えてもあの人のほうが上


と気づいたあの日にあるような気がしています。





実際に、その先輩は、こんなひねくれた私にさえも

「ぼろが出ないように私がカバーしなきゃ」と思わせることの出来るくらい、

人間的魅力にあふれた人なんです。



仕事ができないわけ、ありませんよね。






今回、ゴールデンウィークの最中に


私がモヤッとした


同業者の活躍。





こちらについても、過去の経験を思い出すと


ライバルだと思っているのは自分だけで

他の人から見たらどう考えてもあの人のほうが実績を積んでいる


と気づくことができました。





けど、ライバルって思う、ねたましく思うってことは

その立場に自分が行きたいってこと。


だからその願いはきっと叶うんだと思います。


その頃にはその人はもっと遠くに行っているかもしれないけれどね。


【その人】に嫉妬しているのではなく

【その立場や業績】に憧れている。



そう捉え直すことで

気分が変わってくることを思い出した休日でした。