おはようございます。


女性の心と体を健康にする
つきのわのりえです。


今日は大麻についてお話しようと思います。

大麻というとどんなイメージを持ちますか?


マリファナで麻薬とあまりいいものではない人が多いのではないでしょうか?



日本では栽培、所持、譲渡が禁止されています。


私は元々Yadori という名前でヘンプ(大麻)やオーガニックコットンを使用し服作りをしてきました。

布ナプキンにもヘンプを使っている製品があります。

私がオーガニックコットンと同じように思い入れるヘンプ(大麻)



大麻は縄文時代から利用されていて、戦前までは日本各地で盛んに栽培されていました。

その利用範囲はとても広く
着物の生地や下駄の鼻緒という身近なところから
七味唐辛子の中に入っていたり、
食べるととても栄養価の高いものです。

国技である相撲の横綱の化粧まわしや
神社を参拝する時に鳴らす鈴の縄は大麻です。

神道と深い関わりを持ち、お祓いの際に使われたり
お正月に神社から頂いてきて神棚にお供えする紙の御札は「神宮大麻」と呼ばれていますが元々は大麻の穂でした。

そんな日本の精神性にも直結している大麻ですが

敗戦時にGHQ により大麻取締法ができ

栽培するのに免許が必要となり、不正に栽培したり所持や譲渡をすると罪になります。

表向きは大麻は麻薬のように吸えばおかしくなってしまうからと言われています。

しかし本当の理由は
日本人の精神性と直結する麻を排除したかった。
ロープの材料など武器の一部になりうるので戦争させないために禁止したなど

諸説あるようです。




なぜ私が大麻をすすめるのか?


日本の精神性は大事だと思いますが、

何よりとてもエシカルな素材だからです。


大麻は農薬や肥料を使わなくても

地球上のあらゆる場所で

3、4ヶ月で3~4メートルにまで育つ非常に強い植物です。

しかも麻を育てることで土壌改良にもなり
温室効果ガスを沢山吸収する植物なんですよ。


プラスチックの原料にもなり、
石油の代替エネルギーとして注目されています。


私は服や布ナプキンを作っているので
繊維利用に一番興味がありますが



今日本に必要なのは

医療用大麻として解放されることだと思います。

昨日は大麻の第一人者である
前田耕一さんのお話を伺いました。


かつては麻薬扱いされた大麻ですが

世界の臨床の結果

言われているような幻覚症状はなく、
一時的に気持ちよくなっても
それはお酒に酔うのと同じですぐに覚めるものです。

アルコールやタバコよりも中毒性は少なく体にいいものです。

そこ効果はWHO でも認められています。


世界中でどんどん大麻が合法化され

医療用大麻が解禁されていないのは先進国の中で日本だけという状態です。

何がすごいかと言えば

体の中に受容体、レセプターがすでにあること。

人間は大麻成分を受け入れる用意がすでにあり、副作用が他の薬よりも少ない。


人格を変えると言われているほどの末期ガンの痛みを緩和し
モルヒネのような副作用がありません。

喘息や神経経に働きかけます。

うつ病を初めとした精神疾患にも効果的で

現代医学が苦手とする分野にも強く作用するのです。



この効果は医療用に抽出しなくても、大麻を食べたり吸うとあるそうです。

本当に必要な末期ガンの患者さんが栽培しても今の制度では捕まってしまいます。

必要な人のところに適切に届いて欲しい

そう願います。



そして今特に私たちが何より大切なのは

病気にならない体を作ることですよね!


それには罪をおかさなくても(笑)

大麻食品を食べれば大丈夫です。

大麻には、上質なたんぱく質や必須アミノ酸が沢山の含まれています。

分かりやすくのっているヘンプキッチンさんのサイトをご覧ください。

http://www.hempkitchen.jp/guide.html



大麻は日本人の精神性と深く結びつき、
余すところなく使えるとても有益な植物です。

大麻についての本当の理解が進むことを望みます。








つきのわ

石井利枝

http://yadori.jimdo.com/