2016年秋
最近また、ドラクエ7を始めました。
もう何度めのプレイでしょう (^-^)

何年にも渡り、繰り返し遊べるゲームって
本当に素敵です。
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今回は3DSでのリメイク版です。
元々のプレステ版も遊んだことがあります。
2000年発売です。16年前のことです。

16年前のことだから、ストーリーはすっかり
忘れていました(笑)

中盤の山場と、それが伏線になっている
エンディングは覚えています。
感動的でした。

ただ、それ以外のストーリーは、
ほとんど覚えていません。
覚えていないもんだから、新鮮にプレイ
出来てとても楽しい。

何だか得した気分です。
忘れるって、時に大事です(^-^)

☆☆☆☆☆

ドラクエって、
とても台詞が素敵だと思うんです。

短い一言。
日常的な会話。
そういう何気ない台詞に、
魅力がいっぱい詰まってるんです。

例えば、主人公の幼なじみ「マリベル」の
この台詞。
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ここ、大好きなシーンです。
この台詞だけで、マリベルの人物像、
マリベルと主人公の関係性を、ほとんど表現
出来ています。

これ、すごい台詞です。

☆☆☆☆☆

初出時の2000年。
その時は、僕はまだ学生です。

16年ぶりにプレイしてみて、
その時は気付かなかったことに、
ふと気付くことがありました。

物語の序盤。
主人公の父親・ボルカノは言います。

『お前も大きくなったら、俺みたいな漁師に
なれよ。わはは』

ボルカノが船長を務める船の、
料理長は言います。

『じゃがいもの皮はもう剥いてあるんだ。
わしは料理人だからな』

前述のマリベルの自宅は大きなお屋敷です。
そこで働く少女は言います。

『私はメイド。さぁお掃除をしなくっちゃ』

やがて主人公たちが訪れるとある村で、
屈強な男は言います。

『私は戦士。この村を命に代えても守る』


メモを取りながら遊んでいたわけではない
ので、細部は少し違うかも知れませんが、
上記のような台詞が、沢山出て来ます。


どの人物たちも皆、
自分に誇りを持っているんです。

自分の仕事、自分の役割。

そうしたものに対して、前向きで、明るくて
キラキラしているんです。

これは今回の発見でした。
何だか、心がほっこり温かくなりました。

ドラクエ7、とても奥深いです。

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