海老蔵さんの舞台で気づかされた、感動が生まれるわけ。 | 今宵、眠れないペンギンへ

今宵、眠れないペンギンへ

群青色の夜に、
時間の波間で紡ぐストーリーを。

自分らしく幸せに生きているあなたへ。

 

 

冬に逆戻りしたかのような寒さがつづいている札幌。

 

一度は積雪ゼロになったのに、季節はずれの吹雪!?

でも、春はもうすぐそこまでやってきているとわかっているから、

平成最後の冬をもう少し体感しておきましょう。


さて、少しご無沙汰してしまいました。

お元気でしたか?

私は、ちょっと仕事がバタついていましたが、

大丈夫です。

ちょうど1週間前には、コチラにも行ってきました。

 

海老蔵さんの舞台は、2回目。

 

今回は、歌舞伎の枠を大きく超えて、

 

海老蔵さんがジャージ姿で登場したり、

 

完璧なアドリブ場面があったり、

 

何とキムタクのモノマネまでありという自由な演出。

 

大いに笑いながらも、人のさがとはと考えたり・・・

 

最後には観客全員スタンディングオベーションで大きな拍手を送りましたよ。

 

心が動く、まさに感動という言葉がぴったりのひとときでした。

 

そして、はっきりわかったのです。

 

感動って、どこから生まれるものなのか。

 

  お客さんをどう喜ばせようか。

 

海老蔵さんはじめ出演者全員が、その1点だけを見つめ

 

すべてのエネルギーを注ぎこんでいるのが伝わってくるのです。

 

その気持ちは、セリフ、動き、照明、音響など

 

舞台のすべての要素、そのすみずみにこだわることでしか

 

伝わらないでしょう。

 

以前「気遣いは、細部に宿る。」という記事でもお伝えしましたが、

 

相手に伝わるようにカタチにするためには、

 

とことん細部にこだわるしかないと思っています。

 

舞台に限らず、無から有の作品を創り上げようとする人たちは

 

目に見えないエネルギーを観客の心へ届けるために

 

1mm、1秒にこだわる稽古を続けているのでしょうね。

 

それが、とてもよくわかりました。

 

でもね、それは芸ごとに関わる人だけの話ではありません。

 

私たちみんな、特に仕事に対する姿勢に共通するものです。

 

  相手にどれだけ喜んでいただけるか。

 

その点をどれだけ突きつめられるかが、いわゆる成功へとつながっていくのです。

 

何だかうまくいかないと感じるときは、

 

この視点から離れているときが多いのは、私自身も何度も体験してきました。

 

しかも、もがいているときは気づきにくい!

 

だからね、少し立ち止まって心静かに考えてみるのも大事です。

 

目の前のたった一人、家族とか家族同様の動物とかも含めて、

 

誰かを幸せにすると決めて、とことん尽くす。

 

そんな気持ちになれた瞬間から、幸せはものすごい勢いで循環し始めますよ。

 

吹雪さえ、すぐに春風に変わります。

 

  どうぞ、いい春を♪

 

 

今日も、こうして出会えたことに、感謝です。

ありがとう。