昨日は毎月行っている、
お料理講座と
日常のお悩みを聴きながら解決や考え方の
提案をしている
プライベートセッションの日でした。
お料理はお家で過剰になってしまっている
食材を使うことがテーマでした。
・コーンスープ
・ベーコン
・ちくわ
・大根
・レタス
・冷凍小松菜
・ファルファッレ
この人達の救済メニューが、こちら。
ファルファッレとちくわと小松菜の
ペペロンチーノ
ファルファッレは3色でとっても可愛い
コーンスープを使ってクリームソース風に
してもよかったんですが、
実はコーンスープの方が先に出来上がっていたので
パスタはオイルベースかな、となり
たんぱく質のちくわと冷凍小松菜のみじん切りで
和えることにしました。
オイルと合わさると
小松菜はお味も深みが増すし、
栄養素のカロテンの吸収率もアップするので
この組み合わせはとてもオススメなのです。
昨日のメンバーが
あまり辛いものが得意ではなかったので
ペペロンチーノといいつつも
唐辛子は入れませんでした。
でも、ニンニクと塩とオイルだけでも
美味しいパスタに仕上がりました。
ゆでレタスとトマトのサラダ
これはレタスが少し萎びていたので
萎びたことを感じずに食べられるということと
一度に大量に食べられるということで
茹でることにしました。
ナムルとかにすると、
1玉なんてあっちゅう間になくなります。
で、ごまドレッシングがあったので
それをかけようと思ったのですが
それだけだと味が濃すぎるなあと思って
味を軽やかにする酸味を足す目的で
トマトをプラスしました。
結果、色味もプラスされて
食欲をそそる組み合わせになりました。
大根とベーコンのコーンスープ
これは絶賛されました
コーンスープ自体が
そのままで飲めるものだったのですが、
これまた少し萎びた大根があったのと
大量のベーコンがあったので、
これらを油で少し炒めて焦げ目をつけてから
お水を足してコトコト煮込み、
大根が柔らかくなったら
コーンスープを足して温めて仕上げました。
大根も、焼くことで味が濃縮され甘みが増します。
もともと、水分が抜け気味だったから
火の通りが早くなるだろう、という目算から
このような調理になりました。
と、こんなことを
食材の下処理の方法や余らせそうな時に
どんな処理をして保存出来るようにするのかなど
いろんな話をしながら1時間程で仕上げて実食。
まだ少し使い切りたい食材も残っていたので
それを調理したら
その後はそれぞれのお悩みについて
お話してもらう、セッションに入ります。
悩み、って本当にさまざまで
全てが解決すればいいけども
解決が見えたからよい、というものでもなくて
お話を聴きながら
何が改善ポイントでどこを着地点にするのが
この方にとって1番いいのか、
また、みんなにとっていいのか、など
いろいろ模索し、
私が答えを出すのではなく、
一緒に考えてご本人に導き出してもらいます。
答えがすっと出ないこともありますし、
一旦は答えを出したけど
やっぱりこれじゃなかったみたい…
なんてこともよくあります。
だからこそ、毎月セッションを重ねることで
ご自身の傾向と対策を掴んでもらえるし
同じようなお悩みが出てきた時、
今度は私がいなくても
ご自身で対処出来るようになってきます。
これが私が一番目指したいところ。
どんな最強のメソッドがあったとしても
私はメソッドが一度で身について
それによって劇的に人生が変わることって
そうそうないよなーと思っています。
たとえそのメソッドを知ることで
その場で雷に打たれたかのような衝撃が
走ったとしても
それで次の瞬間から物事の捉え方や
考え方が劇的に変わるのであれば
世の中にこんなにメソッドが溢れかえることは
ないだろうと思うんです。
それよりも、繰り返しトライする、
その継続がチカラになると思うのです。
私のお料理講座も
単発でも受けてもらえるけど
ずっと受け続けていると
お料理に対するハードルが
確実に下がってきたと言っていただけます。
それはレシピをたくさん学べるからではなく
お料理作りや食材に対しての
｢こうしなければいけない｣
｢こうじゃないと使えない｣
といったハードルを取っ払う内容になっているから。
今回もパスタにちくわとか、
コーンスープに大根とか
普通ではなかなかお目にかからない組み合わせを
実際に調理して食べてみることが出来るので
｢あ、こんな使い方もいいんだ！｣
が身体に経験として染み付きます。
こんな積み重ねが物事に対する捉え方や
解決の行先を見定める視野の幅を広げることに
役立ってくると思っています。
まあ、いつもこんなことまでを
考えてやっているのかと言われると…
なのですが。
昨日の講座を振り返ってみて
そんな考察が出てきた次第です。
あー。また長くなっちゃった
さらっと書くのって、ほんと難しい