つながりあそび・うた研究所風の便り2024年4月号 

 

※今回は長くなりそうですのでお時間があるときにどうぞ(笑) 

 

 といことで、3月4月は保育現場が年度末や卒園式、また新年度への準備などもあって外回りとしてのつながりあそび・うたの活動は少なくなります。

 

なんて、そんな書き方がここに書けるようになったのもやはりコロナ禍がかなり緩んだ現れなのでしょうね。もちろんまだ人への発症としてはまだありますがね。何度も書きますが感染と発症は別だということです。正しく怖がりましょうね。 

 

 実際昨年の今頃はまだまだ年度末をあまり感じられませんでした。もともと昨年の今頃はまだまだつながりあそび・うたの活動ができずにいましたからね。 

  

 それなら!とこの時期事務仕事や今後の展開???に気持ちを向けますがそれはそれで保留状態が長くもなります(笑)。といいますか、コロナ禍で学んだ一つにあえて”何もしないをする”ということがあります。

 

自分じかんを作ることの大切さを学びました。しかし現実の扉を再開させればそれはそれで困った課題も多々ありますがね(笑)まぁ、そっれも含めて人生です。 

 

 それでもどうやら”自分じかん”とやらはぼくには必要なようです(笑)夏休みの宿題もそうですが追い込まれてやるタイプなものですから、なんともです(苦笑) 

 

 

 

 

 そんな3月下旬は宮城県東松島市にいました。『お久しぶりです、お元気でしたか?』と東日本大震災をきっかけに出会えた仲間たちのお顔拝見!へです。とはいえ何年ぶり!というわけではなく3年?4年?ぶりかな?それでも仲間に会えるというのはうれしいものですね。 

  

 思い起こせば東日本大震災をきっかけに出会えたご縁ですが人生に偶然はありません、全ては必然!まぁ遅かれ早かれこの方々とはお会いしていたのでしょうね。今ではそのきっかけよりもこうしてお会いして笑いあえる仲間と出会えたことに感謝しています。 

  

 あれから13年かぁ…、とまだ全てが終わったわけではない問題や課題もある中であらためてぼくなりの想いがため息まじりに思わず出ていました。 

  

 

 街を走れば変わっていく景色変わらない景色…当たり前だけど知らぬ間につながっている道、舗装されたきれいな道路、あの頃の道路が裏通りになっていたり、真新しい街並み、まだまだ踏ん張っている仲間、変わらずの笑顔、当時まだ抱っこできるほど幼かった彼女が高校3年になった成長ぶり、乾いたからっ風、季節を問わず広く高い空、なんだか感慨深いものを感じました。そしてあの頃の自分との答え合わせにもなっていました。 

  

 

 福島では未だ一時避難されたままになっている方々の今後の暮らし、原発からの汚染水問題と海洋放水、汚染土再利用問題、デブリ取り出しの不可能…ほかにもまだまだ、まだ原発に絡む二次被害三次被害は山積みです。つまりはまだまだ収束はしていないのです。そのことを忘れてはならないと自分にも言い聞かせています。 

 

 

 

 さて話は変わります。年度末になるとありがたいことに各地からも”風の便り”が届きます。職場が移動になったこと、クラスが持ち上がりになったこと、新たな職場に変わったこと、定年を迎えてひとまずひと仕事終えるということ、定年を迎える前に新たな扉をノックし挑戦へ!などなど。 

 

 そんな中で『さよならだけじゃ』の歌を年長児と最後に歌いましたと電話報告がありました。『歌が好きな年長児なんです!』こどもたちも園生活最後の日にこどもたちから『じゃぁ、最後だから”さよならだけじゃ”を歌いたい』とリクエストされたそうです。

 

これだけで先生が普段からこどもたちと日々歌っていることが想像つきますね。この歌はいわゆるしんみりしたようなバラードな曲調でもありません。元気で明るくてこれ卒園ソング?という感じな曲調です。 

  

 その先生曰く『この子たちにはこの歌が良く似合うんです』と嬉しそうに話してくれました。なんだか思わずうらやましくなってしまいましたょ(笑)

 

そして先生は『いやーー〜ほんとに充実した一年でした!!!』とおっしゃっていました。ますます羨ましい、笑笑笑 


 その先生実はこの4月からはその職場を離れ、系列は同じようですが新たな職場へ向かわれるそうです。そんな風に各園で笑顔の種をまく役割をお持ちなのですね。 

  

 もともとは学研主催の夏の実技講習会in福岡でお会いしたのがきっかけでした。

相談というか?悩みというか?とにかく当時はお世辞でも表情が無いに等しくなにか現場での苦しみのようなものを引きずって、という感じでしたからね(苦笑) 

 

 ぼくと出逢ってくれて10年になるんだそうですよ。今では先生すっかり元気になったなぁ!あの頃とは雲泥の差です!うんうん!2024年もお顔みに行きますよ! 

 

 

 いいんですよ、ね!わたしは私なりのっっっ、道で!心からそう思えます。 

 今、目の前にある現実は誰のせいでもなくなんのきっかけでもなく良くも悪くも全て自分が創り出している現実なのです。 

  

 自分という視点がどの立ち位置からなにを見てなにを感じ、なにを思いどう行動していくかなのですね。そのたびにぼくは自分の身の丈、いえ身の幅?、おのれの未熟さを思い知ります。まだまだ日々学です。 

 

 

 

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 この世にいてもあの世にいても…

 

あなたの存在はぼくがあなたを忘れない限りあなたが消えてしまうことはありませんょ。あの日あの夜横になったままのあなたへまさかこのぼくがあなたへ「またね」をギターで歌いさよならをすることになるなんて思いもしなかったょ。

こら!早すぎるぞ!(笑)エグザイル登場じゃなくてごめんね(苦笑) 

 

 さみしいけれど悲しくはありません。

いつでも会えるからね!あの世とこの世・・・今頃あなたはどこにいるのだろう。 

 

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 さぁ、新年度ですね。ぼくはぼくらしく、です。そしてこれまでより少し先を見つめながらも、かつ目の前にある大切にしたいことにはこだわりも持ちながら歩んでいきたいと思っています。 

  

 この先もきっと大きな激変と激動が世の中ではまだまだうねりをあげることとなるでしょう。大切にしたいことはそのうねりにのみ込まれないこと、そしてまんまと踊らされないことですね。

 

お互いに声をかけあってまいりましょう、そして”楽しい”と思えること”大切にしたい”ことをご一緒しましょうね! 

 

 笑顔や笑い声、は人様を寄せてくれます。