先週の金曜、土曜に、鳥取、島根へ行ってきました。


今回は、バス会社のツアーに参加してのこと。


行先は、鳥取の「砂の美術館」、島根に行って足立美術館、出雲大社、今開催されている「しまね神話博」、そして、世界遺産の石見銀山~。


ツアー名が「5大スポット巡り」です。


なかでも、世界遺産の石見銀山は、一度はいってみたいところでした。



庄屋雑録

出雲大社から約1時間のところにあり、着いたのが18日の12時半ごろ。そこから、現地ガイドさんの案内で、坑道を案内されるとのことですが、ツアー前日に、添乗員さんから、


「当日の石見銀山、けっこうな距離を歩きますので、履きなれてた靴でお願いします。」と電話がありました。


それなりに覚悟はしていましたが、なんせこの暑さ!!気温が35度くらいでした。


現地ガイドの女性の方、お年が75歳。しかも、杖をついておられました。


大型バスの駐車場から、歩くのですが、途中、立ち止まって説明をされます。しかし、この暑さ。もうはやく坑道の中に入って涼みたい気持ちがツアー客に流れており、さきさきと歩きました。


以前は、坑道の近くまで車が入ることが出来たのですが、排気ガスの影響で、道沿いの草木が変色、枯れていったので、車ではなく、歩いていくことになったそうです。



庄屋雑録

ガイドさん曰く「宝の山」。この山でしか銀が採掘できなかったそうです。


何故、石見銀山が世界遺産登録になったのかと言うと、昭和18年の大水害によって、江戸時代に掘られた坑道が埋められ、そのまま時代が下って、平成5年に発掘されたのがきっかけと言われました。


もし、その洪水が無ければ、大々的に開発され、世界遺産に登録されてなかったと・・・。


ようやく、坑道に到着。唯一公開されている龍源寺間歩へ。



庄屋雑録

坑道内は



庄屋雑録

かがんで歩かないと天井に頭を打ちます。

坑道は、江戸期時分のもので、ノミ、槌で削った後が残っています。


バスが停まっている駐車場まで、約3km。時間にして2時間コースでした。

おかげで、腕は日焼け、足には豆ができました。