華和家の四姉妹[3回]|宮崎美子が登場した意味
2011年7月10日 - 9月
日曜 21:00 - 21:54(54分)
TBS
原作:柴門ふみ
脚本:清水友佳子、関えり香、泉澤陽子
プロデュース:植田博樹、神戸明(東宝映画)
演出:今井夏木、吉田健 ほか
主題歌: 星の果て-観月ありさ(avex tune)
制作協力:東宝映画
制作:TBSテレビ
オフィシャルサイト:www.tbs.co.jp/hanawake/
* cast
華和家
華和竹美(31):観月ありさ
華和桜子(25):貫地谷しほり
華和うめ(19):川島海荷
華和幸子(54):宮崎美子
華和大悟(56):遠藤憲一
華和あやめ(9):川島鈴遥
華和一平(5):小野伶広
華和克平(3):加藤憲史郎
華和藤子(32):吉瀬美智子
竹美の周辺人物
益子正三郎(26):加藤成亮(NEWS)
山根克彦(39):田中哲司
森綾子(27):森脇英理子
桜子の周辺人物
堀内佳奈(28):田中美保
峯岸亜紀(21):野村麻純
高橋マリ(29):井上佳子
日の出美術大学
吉安コージ(22):勝信
沼崎千絵(19):本田緑
福島万希(20):福田彩乃
畑野ゆかり(22):鈴木ちなみ
前田友(28):松尾敏伸
大島敦美(31):梅宮万紗子
板野友紀(24):若松春奈
高井優子:村岡希美
一人でパリに出かけた母・幸子がバスの横転事故に巻き込まれた。家族が不安に沈む中、竹美だけが動揺を表に見せず、寿司の出前を頼んで反感を買う。幸子は無事だったが、それを知らせる電話に大悟は出ない。不審に思った藤子が質すと、大悟は重い口を開き…。
宮崎美子があっさり死んでしまった。
ドラマのテンポはみょーに悪く、
遠藤憲一が意味もなくやたらと走らされているのが気になった。
エンケンは先週腹を刺されているので、
血が滲む腹を押さえながらの疾走で、
まるで「湯けむりスナイパー」みたいである。
先週は見逃しているのだが、女にもてる遠藤が刺され、
しかも宮崎美子にばれて離婚されるというのは意外な展開である。
ホームドラマの常道は雨降って地かたまる式の展開だが、
このドラマではそれが許されず、
エンケンは役所に離婚届を提出してしまったし、
宮崎は急死したので、もはや二重三重に取り返しがつかない。
いろいろ波紋はあれど、日常がそれを凌駕ドラマかと思っていたが、
柴門ふみの原作はそうでもないらしい。
宮崎は観月ありさの最大の理解者だったので、
次回以降は観月がますます誤解され、
姉妹たちから憎まれる話がメインになりそうである。
これは観月ありさが好んで演じる役柄だ。
宮崎美子だけが観月の善意を知っているという設定が守られないと、
宮崎がこのドラマに登場した意味がないと思うのだが、どうだろうか。
☆他の回の「華和家の四姉妹」
第1回|観月ありさのゆえなき特権性