日前國縣神宮の元宮があった「亥の森」が旧社地(複雑~)で、
現在地に遷座したのは和銅6年(713)。
旧社地には小さな祠が祀られ毎年旧暦10月初亥日に亥の森祭が行われています。
▲鳥居の前に古墳が‥
▲二の鳥居
五十猛命をお祀りする神社ってあまりないから楽しみでした( ´◡` )
ちなみにこちらの御由緒書きによると「イソタケルノミコト」という表記は誤りで正しくは「イタケルノミコト」だそうです。iPhoneだとイソタケルじゃないと漢字出てこないだよー。
高天原を追放された須佐之男命は御子の五十猛命を連れて新羅(韓国)に天降ります。
しかし須佐之男命は「こんな国にはいたくない!」と船で出雲に渡りました。←笑
須佐之男命のワガママのおかげで五十猛命が高天原から持ってきた樹の種子は韓国で撒かれることはなく、
大八洲国(日本)は豊かな緑あふれる国となったのでした( ´◡` )めでたしめでたし(日本書紀より)
▲落雷で枯れた御神木‥
須佐之男命は古事記でも日本書紀でも本当に笑かしてくれるw 大好きw
▲割拝殿
割拝殿を抜けると非常に華やかな雰囲気!
▲神門 & 拝所
御祭神は五十猛命(いたけるのみこと)、
別名は大屋毘古神(おおやびこのかみ)。
古事記では神生みで成った家屋の神、日本書紀では須佐之男命の御子で樹木の神ということに‥
本殿の脇の祠には妹神の大屋津比売命(おおやつひめのみこと),都麻津比売命(つまつひめのみこと)がお祀りされています。
妹たちも樹種を蒔いて歩いた樹木の神さまです!
御祈祷だと御垣内に入れますよっ。
▲本殿
お尻だけ失礼しまーす。
落雷で枯れた御神木の上部は割拝殿の中に置かれ木の俣くぐりで遊べるようになっています。
八十神に追われる大国主神を大屋毘古神が木の俣からこっそり逃す古事記の名場面ね( ´◡` )ノ
難を逃れるという御神徳があるとか。
五十猛命荒魂をお祀りしています。
和魂には日頃の感謝、
荒魂には前向きなお願いをするといいかもね。
蛭子大神(氏子地区内22社の神々)をお祀りしています。
龍神さまはチェーンソーカービングです〻〻
▲社務所
授与所に行ったら神社の方が四つんばいで穴からシュシュッと出入りしてるのよ‥。
木の俣くぐりに基づくものなのか聞いたら、
元の建物の構造を生かしリフォームしたらこうなってしまったそうです‥w
同じことよく聞かれるらしいww
あら、どっかの神社ではみなさん一晩並んでゲットする白い気守りだわ!
こちらの方が本麻でカッコイイ☆
▲社紋は丸に太
伊太祁曽神社の御朱印です。
印影不鮮明(´;ω;`)ブワッ
新しい御朱印帳の2頁目あるあるだよね。
*西国三社参り
◆伊太祁曽(いたきそ)神社
和歌山市伊太祁曽558