土管で喜んでたわたし、この後もっとすごいものが見れることなんて予測していなかった。
山門の彫刻がすごい‥。
柴又帝釈天の彫刻ギャラリーが浮かびました。
柴又の制作は大正11年〜昭和9年(関東大震災で一時中断)なので、もしかしたら同じ職人が関わっている可能性があるのではないかと思ったりして。
美しい彫刻パターンにうっとり‥✨
わたしはこーいう連続柄が好きみたいで、子供の頃いつもおばあちゃんの布団をじっと眺めて寄り目になってました。
相持院は曹洞宗の寺院で本尊は延命地蔵菩薩。
創建年代は不祥ながら南北朝時代と見られています。
伊勢神宮の神宮寺である世義寺の所領が常滑にあって、その神明社に付属する寺院だったのが明治初年の神仏分離令で64番宝全寺に合併、明治35年に宝全寺から独立して移転を繰り返したのちに昭和23年(1948)現在地で復興が叶いました。
戦後のお寺なんですねぇ!
階段を登りきったとこにも土管の石垣。
長いことすき間なく何段も積み上げられてるようですが傾きもせず、ずいぶんと丈夫なんですねぇ。
本堂に到着するまでかなり時間がかかりました。
静かな佇まいに迫力ある辻喜代一像✨
寺の復興に尽力した方だそうで、制作を依頼した寺総代12名と住職の銘が刻まれていました🙏
最も格式の高い五つ紋姿。
見れば見るほど生きてるみたいだ。
56番瑞境寺の忠霊観音と同じく備前焼作家 片岡静観の作品でした。
腰の辺りにしっかり〝静観〟と!
普段はあまり近寄らない稲荷ですが‥👀
なんと凛々しいキツネさんでしょう✨
こちらも静観作(だよね)。
56番瑞境寺の美しすぎるキツネさんとは作風が違うけどどちらも好き!
もういろんな角度から写真撮りまくり🤣
友達どっか行っちゃったけど気にしない!
鐘楼のひな形は比叡山なんですって。
調べてみると(詳しいことはわかりませんが)、確かに頑丈な柱がそっくり。
比叡山をお手本にしないといけない理由がちゃんとあって、この梵鐘、知多半島随一の大きさ(1.99t)なのです。
※ちなみにまだお参り前です。
本堂周辺でうろちょろしてますw
狛犬も陶彫でした‥♡
しっとり落ち着いた品のよさ、あやうく見逃すとこでした。
やっと‥やっとたどり着きました( ;∀;)
🙏本堂(延命殿)です!!!
|д゚) 御用の方は拍子木を三声鳴らせ‥。