熊野那智大社(東牟婁郡那智勝浦町) | ハニーちゃんがゆく!

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平成28年9月23日参拝
熊野詣で二日目は雨降り(`Д`)
傘を差すのがめんどいけど写真がキレイに撮れるから旅先での雨は嫌いではない。

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熊野古道の大門坂をちょこっと見学。
那智山まで昔の面影を残した参道が600m(高低差100m)続いています。

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入山心得!
持ってきたもんは全部持ってかえってよ
残していってええのは足あとだけやで
持って帰ってかまんのは土産と思い出だけやで
(^ω^)ウケる〜。センスある。

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このような石畳がずっと続いてるい〜い感じの杉並木でした(*ꂧ◡ꂧ) 

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晴れてれば那智大社まで歩いてくの楽しそう。
晴れてれば。

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車は一気に青岸渡寺の駐車場へ。
下に駐車して石段を登るという選択肢もあったのですが何しろ雨なので。

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▲青岸渡寺キタ(・∀・)コレ

オォォォォ‼︎ あれが那智の瀧!(遠い)
落差133mの瀧は毎秒1tもの水を流す命の源。
大瀧そのものが飛瀧神社です。

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朱塗りの御社殿を見て、
手前の青岸渡寺通り越し那智大社に吸い込まれてしまいました‥(。A。)ヒャー

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御社殿は6殿も並んでいます。
第一殿 滝宮 大己貴神
第二殿 証誠殿 家津御子神(素盞嗚尊)
第三殿 中御前 御子速玉神(伊弉諾尊)
第四殿 西御前 熊野夫須美神(伊弉冉尊)
第五殿 若宮 天照大神
第六殿 八社殿 天神地祇八神

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初代神武天皇が御東征の折、
この地に上陸して那智の瀧に大己貴神を祀り八咫烏の案内で山を越え大和へ入られました。
第16代仁徳天皇の5年(317)に那智の瀧より社殿を遷し夫須美大神を奉斎したのが熊野那智大社のはじまりです。

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下から歩いてきたらこの石段を登ってたのね。
少し下がって‥正面から入り直しました◡̈

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狛犬はもっこりさんでした(^ω^)

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あらためて手水を使います。

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雨降りでもやもやの境内が神々しい。

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▲熊野那智大社 拝殿

この香炉はお寺でよく見かけますが、
仏さまを大好物のお香でおもてなしして参詣者も煙で身を清めるという意味があるとか。

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御縣彦神社に祀られるのは建角身命(たけつぬみのみこと)=八咫烏。
別名を賀茂建角身命といって賀茂県主の始祖にあたる下鴨神社の祭神です。
高天原から神武天皇東征を見守る高木神と天照大御神の勅命を受けた建角身命は八咫烏に姿を変え神武天皇を大和まで先導するという偉業を成し遂げた神さまです!あっぱれ\(^o^)/

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▲御縣彦神社

授与所前の樟(くすのき)は推定樹齢800年、
和歌山県指定天然記念物にもなってる那智大社の御神木です。

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樟の中に願いを書いた護摩木を納めることが出来ます。
雨降りだからと悩んでたのですが、
「せっかくだからやっといでよ〜」と背中を押してくれたお連れさんのおかげで樟の中に入れました( ´ ∨ `*)

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▲樟霊社

祠に護摩木を納めたら梯子を上って外へとお胎内くぐり!

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オリジナル御朱印帳をいただきました。
那智の瀧と那智大社の御本殿のデザイン。

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‥と、もう一冊。
これは那智の火祭りのデザイン。
『最近は御朱印人気でオリジナル御朱印帳がよく欠品するので新デザインを作りました』
そんなお話を聞いたのに、
一人で二冊もいただいてしまったわたし‥。

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熊野那智大社の御朱印です (n´∀`n)
なんて芸術的なお墨書き!!!!!
羽を広げたり休めたりしている何羽もの八咫烏に見えるんですけど‥♡

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こちらでは飛瀧神社(那智の瀧)の御朱印もいただけます。
飛瀧神社の授与所にも書き手さんがいらっしゃるのですが、
この達筆なお墨書きを拝見しこちらで合わせていただいてしまいました(°▽°)ノ


◆熊野那智大社
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1


熊野信仰で神は仏の仮の姿と考えられ、
熊野の神はそれぞれ本地仏に充てられています。
家津御子大神→阿弥陀如来
速玉大神→薬師如来
夫須美大神→千手観音
また、本宮は西方極楽浄土、
新宮は当方浄瑠璃浄土、
那智は南方補陀落浄土に例えられ、
参詣者の苦しみを解き来世に導く常世の神として信仰を集めてきたのです。
現在過去未来‥沖縄のニライカナイ信仰に似てますね

ーーーーーー✂︎ーーーーーー

【追記】
那智で正月参拝した方から牛王宝印のお土産をいただきました (n´∀`n)
72羽のカラスで那智龍宝と書かれてます。
しばらく龍宝が読めずにらめっこしてました。
読み解くコツは宝珠なのでした!

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