平成28年9月22日参拝
ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に追加登録された神社です٩(๑′∀ ‵๑)۶
▲一の鳥居
一の鳥居は第60回式年遷宮（昭和48年）で伊勢の神宮より拝領移築された尊い鳥居です！
二の鳥居前の横参道は短い馬場になっていて、
例大祭に子供流鏑馬が奉納されます◡̈
昔はもっと長い馬場で流鏑馬や競馬の行事が行われてたのに、
昭和38年から危険防止を理由に中止になっちゃったらしい ꒰꒪д꒪|||꒱ｶﾞｰﾝ
▲二の鳥居
創建は第19代允恭天皇の8年（424）、
熊野坐神社（くまのにますじんじゃ）より勧請したと伝わり、
熊野三山の別宮と位置付けられていたようです。
闘雞神社の主祭神は伊邪那美命。
配祀神に事解之男命 速玉之男命 天照皇大神 伊邪那岐命 宇賀御魂命 天乃忍穂耳命 邇邇杵命 火火出見命 鵜草葺不合命 火産霊命 埴山比売命 弥都波能売命 稚産霊命 手力男命 八百萬神 です。
熊野十二社権現がいらっしゃる⸜(๑⃙⃘'8'๑⃙⃘)⸝
▲闘雞神社 拝殿
壇ノ浦合戦で源氏と平氏の双方より援軍を要請された熊野別当湛増（たんぞう）が、
どちらに付くか紅白の鶏を闘わせて占ったところ白い鶏が全勝したので源氏方に加勢して大勝利を収めました。
＊湛増さんは武蔵坊弁慶のお父さまと伝わるお方で熊野の祭政を統括していた偉いお坊さんです！
この故事から新熊野鶏合大権現（いまくまのとりあわせだいごんげん）と称されるようになったそうです。
▲父子で闘鶏を見守る (´ー｀)
こちらの社殿の並びがすごいんですけど‥！
拝殿の後ろに西殿・本殿・上殿・中殿・下殿・八百萬殿と6殿が配列していて、
これは大水害前の熊野本宮大社を模した形なんだそうです ∑(๑º口º๑)!!
▲本殿（伊邪那美命）
境内社には人々の暮らしに必要な弁天さまと戎さまがいて〜、
かなり重要なお宮がありました ( ･̀ω･́ )
▲玉置神社
御祭神は紀伊忌部の祖神の手置帆負命（たおきほおいのみこと）。
家屋守護の神さまで上棟式にお呼びする神さまの中のひと柱なんですって。
奈良の玉置神社かと思ったら違かった
御祭神は紀州徳川家の初代藩主徳川頼宣公の家老安藤直次公。
生産力が低いと言われた田辺領内の土地で梅栽培を奨励した紀州の梅の神さま！
今や和歌山の代表的な名産品で高級銘柄ですからね
▲弁慶社
そして田辺出身の武蔵坊弁慶！
平泉で弁慶のお墓まいりしたことあるのですが、
まさかご生誕の地でお御魂に拝礼する日がくるとは！
闘雞神社の御朱印です！
平成29年の干支にちなんだ御朱印を探している方はこちらの紅白の鶏の御朱印なんかピッタリじゃないでしょうか。
小さな陶器の鶏はおみくじです( ´ ∨ `＊)
オリジナル御朱印帳をいただきました。
弁慶さんカッコイイィィ！
ちなみにおみくじは大吉 ٩꒰ ๑′◡͐`꒱♡
神社を出る時に観光バスが到着したのを見て、
わたしツイてる！と思いました。←
神職さん和歌山ぽくないコテコテの関西弁でおもしろい方だったなぁ( ´ ∨ `＊)
◆闘雞（とうけい）神社
和歌山県田辺市東陽1-1
（田辺市湊は旧住所表記です）