平成28年10月17日参拝
三輪山の大物主神に遥拝 (`・ω・´)ゞ
しかし行き先は大神神社ではございません。
(すでに通り過ぎております)
途中ウトウトしながら2時間半(私信 : 申し訳ありません)、
到着したのは伊勢市の神宮会館です。
神宮参拝の後押しをしてくださる神宮崇敬会の本拠地で駐車場を利用させていただきました☆
内宮へは混雑を避けるためおかげ横丁を通らず国道23号を徒歩5分 ( 'ω' و(و
この道は明治天皇のために整備された参宮道路だという事をお正月のブラタモリ再放送で知りましたw
宇治橋横に神嘗祭の立札がっ (*ꂧ◡ꂧ)
そう、わたしたちはこのために奈良からやってきたのでーす✧\\ ٩( 'ω' )و //✧
神嘗祭とは新穀を天照大御神に捧げ秋の実りに感謝申し上げると共に、
皇室の弥栄・五穀豊穣・国家安寧を祈願する神宮最大のお祭りです。
全国の神社はもとより、
天皇陛下が宮中三殿の神嘉殿より神嘗祭の伊勢を遥拝されます!
すごい人出なのは神嘗祭だからでしょうか。
‥にしては空いてる気も?
勅使参進を参道からお迎えするため神楽殿付近へ超超超早歩きで向かいました。
(到着があと数分遅れていたら規制で入れず)
勅使がお出ましになる合図の太鼓が12時キッカリに鳴り響く‥と、
束帯姿の勅使さまキタ━━━(。A。)━━━!!
* 勅使とは天皇陛下がお差し向けになったお使い(宮内庁掌典職)で行列中最高位、当日は天皇陛下同等です。勅使を目の前にする事は陛下がお出ましになるのと同じくありがたい事なのです!!
幣帛の納められた唐櫃にはビニールのレインカバーがかかっています!
天皇陛下からの大切な贈り物ですからね。
∑(๑º口º๑)!! その後ろを歩かれるのは天皇陛下の実のお姉さまであられる神宮祭主 池田厚子さま!
何という気迫に満ち溢れたご表情!
今から神嘗祭に臨まれる池田厚子さまの意気込みを強く感じ取り、
わたしは体の震えが止まらなくなりました。
直前まで動画撮影をしていましたが手の震えが止まらず動画を止めて深く低頭し、池田厚子さまが通り過ぎてからなんとか一枚写真を撮ったのでした。
雨降りのおかげで白い傘を差す神職の美しい隊列を見ることができました (〃ω〃)
雨の神宮参拝は小砂利の泥で靴が真っ白になり正直気持ちの良いものではありませんが、
今はこの日の雨に心から感謝いたします。
神職の後には燕尾服姿の議員さんとか。
三重県知事の鈴木英敬さんはいらっしゃいませんでした ( ´Д`) わりとファンです
五丈殿の使用を見るのは初です!
雨天の日にお祓いする場所だよね。
傘を閉じた神職がどんどん入ってゆきます。
五丈殿の出入りで傘係さんの円滑な動作に注目‥!
動画が無いのがとても残念ですが、
要領よく無駄のない動きが素晴らしい‥。
傘の受取りで隊列が詰まることはありません。
整然と同じ場所で傘が広がり傘を渡すと人が動いていく‥。
この時わたしたちは動きを制限されていまして、
ただ五丈殿を見つめるだけなので傘係さんのことが余計に印象に残っています。
神嘗祭の執行を知らずに訪れた参拝者は突然の入場規制と神職の隊列に驚いています。
池田厚子さまの事を存じ上げないという方も多くいらっしゃったので、
後で知り驚かれたことでしょう。
五丈殿から真っ直ぐ出てくる神職がキュッと直角に曲がります。
ただそれだけなのに何と美しい風景。
最後尾がこのくらいの距離になるとわたしたちも前に進むことを許されます ◡̈
再び列は止まり、
御正宮へ上がっていく神職たちを見送ります。
この後御垣内での奉幣の儀は雨天の為に外玉垣から近い四丈殿で行われたようです。
がっつり見てましたが目線より四丈殿が高く、内部の様子はあまり伺えませんでした。
内玉垣より中の様子はもちろん見えません。
庭上祭祀を見てみたかったのでそこは残念。
晴れていれば一部始終が見学出来たのではないでしょうか。
ε-(´∀`*) 神嘗祭の神宮に来れてもう思い残す事はないなあ。 死ぬわけじゃないけどw
今もその思いは変わりません ( ・̀ω・́ )
神嘗祭と新嘗祭の違いは、
感謝祭と収穫祭といったところでどちらも重要な宮中祭祀です。
神嘗祭が20回で大神嘗祭=式年遷宮ということから、
神宮の祭祀は神嘗祭を中心に行われているのが分かります。
ちなみに天皇が御即位後に行う初めての新嘗祭を大嘗祭といいます。
五穀豊穣なくして国家の安泰はありえません。
豊かな収穫があると国民が潤い国も繁栄する、
その為だけに天皇陛下というお立場にある方は日毎朝夕祈っておられるのです。
これまで2,677年も、そしてこれからも‥!
それを知ってからわたしは皇室の弥栄を祈り生きることにしました。
すめらみこといやさか、すめらみくにいやさか。