西念寺(富士吉田市) | ハニーちゃんがゆく!

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令和2年11月15日参拝
前日に富士みちでチェックしてたお寺をお参りしてから帰る。
この辺は(ほとんど廃業されてるのでしょうが)御師宿坊の町並みがちょぼちょぼ残されていて楽しかった。


山門に向かって右が富士山🗻
北口本宮まで徒歩10分という立地です。
今でこそここまで来れたら五合目まで車で行って半日かからず山頂ですが、
昔の富士登山は装備がゆるゆるだしここからがホントの勝負です ( ఠ_ఠ )


養老3年(719)行基菩薩が富士山二合目で庵を結び法華三昧行をしていると頂上に阿弥陀三尊が示現しました。
そのお姿を三寸八分の像に刻み、
有志を募って建立したお堂がいつからか現在地に移されました〜と、
当初から富士道場だったという伝承が残されています。


時代は降り永仁6年(1298)、
甲州から相模へ向かう途中の遊行二祖 真教上人がこの地へ留まり時宗開祖一遍上人の教えを説くとしだいに信者が集まり道場となりました。
当時は定住する寺院を持たない時宗ですから遊行の旅に出る真教に代わり弟子となった真海が道場を継続させるのです。



間もなくして甲斐一條氏の一條右衛門吉積より伽藍造営の寄進を受け、
吉積山西念寺と改称しました。
というわけで、
西念寺は時宗の寺院で本尊は阿弥陀如来です。



友達が一遍上人好きー!と言ってたのでどんな方なのかとご生涯を調べてから少しずつ断捨離の日々。
踊り念仏もどこかで見てみたいものです。


午前中なので逆光の写真ばかりでしたがモミジの下に入ったら葉っぱが明るく撮れた🤳
今年はうまいこと紅葉にありつけました。


西念寺の御朱印です。
こちらも甲斐百八霊場だった。



■吉積山 西念寺
山梨県富士吉田市上吉田7-7-1

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・どーでもいいはなし
甲斐一條氏がちらっと出てきて思い出したくそどーでもいい話です。
その甲斐一條氏から出たのが甘利氏で、
武田信玄をお館さまと呼び厚く慕っているあまりんという友達がいるの。
あまりんのご先祖さまが臣下に薬だよって馬糞を水に溶いて出したら嫌がられたからお手本として馬糞のとぎ汁飲んで見せたんだって。
その話を誇らしく思ってるあまりんはミドルネーム馬糞汁にしてるんだよ。
ホントはバフンウニとか美味しいものなんじゃないの?って聞いたけどまじで馬糞のとぎ汁らしいのよ。笑う。
そんなあまりんの弟がわたしとは別の宮澤家に婿入りしてしまい甘利家断絶の危機が訪れている。
あまりん早くお嫁さん見つけてほしいね。