こちらも光明寺の末だったお寺さん。
のどかな田園風景がたまらないね。
山田字矢行松の木沢付近(ってどこだか分かりませんが)から元文年間(1736-41)現在地に移転してきたそうです。
弘化4年(1847)の火災で堂宇を焼失し再建が図られ現在にいたる、と。
その再建事業のひとつがこちらの観音堂、
なんと明治3年(1870)まで秩父神社の別当を務めた母巣山蔵福寺の薬師堂が神仏分離で廃寺となったタイミングで移設されたものでした。
秩父15番少林寺が札所(開創当時の2番から改変)と山号(母巣山)を、
常泉寺が薬師堂を引き継いだということか。
他にも蔵福寺の遺構ってあるのだろうか。
遠くから見てもすごく立派な観音堂ですが、
焼失前の観音堂はひと回り大きな建物だったそうです。
あの〜、
秩父神社別当からの移築だけに彫刻がすごくて写真を撮りたいのにずーーーーーーーーっと拝んでる方がいて撮れなかったよ。
最初の写真にはすでにいるからねw
あなたの祈りは届きます🙏
そして思い出は心の中に🙏
寺宝の子宝石。
意味なく持ち上げさせてもらいました。
常泉寺の御朱印です。
「あ‥東京から‥です(スミマセン)」
いつもならここから会話が弾むのに何となく気まずいのはやはりウソではないのだ。
■岩本山 常泉寺
埼玉県秩父市山田1392