令和4年1月7日参拝
しなの鉄道信濃国分寺駅から徒歩5分です。
2017年8月以来3回目の信濃国分寺
念願の八日堂縁日にやってきました〜!
初薬師に合わせてだるまや熊手に招き猫といった縁起物の露店が出るので上田の方にとっては一年を無事に過ごすための大切な準備の日。
通常2日間行われる縁日は昨年に続き期間を延長して3密回避策が取られました。
仁王門から本堂まで露天商が出てるね。
こんな賑やかなの久しぶりで(いろんな意味で)ドキドキしちゃう。
上田へは何度か来ていますが、
真田丸ブームの上田城を除けば本当に静かなところだと思っていたので夜なのにこんな人がいることに驚きました。
しかも皆さん地元の方ですよね。
信濃国分寺は天台宗の寺院で本尊は薬師如来。
第45代聖武帝が天平13年(741)国家安寧祈願のため全国に建てたお寺のひとつです。
お参りが済んだとこでそろそろ蘇民将来符の授与所へ行ってみようかね‥ ✨
1月7日の午後に頒布開始となる信濃国分寺の蘇民将来符は夜から参加のわたしたちでも余裕でいただくことができました。
ただし8,000円のはすでに売切れてました。
* 3寸だけは通年授与です
どれにしようかしら‥
微妙〜にわずかな木目や形が違うし、
分かりやすいとこでは書き手さんによって墨書きの違いがあって、
ご祈祷済みの護符ではありますが美術品みたいなものです。
時間帯によっては選ぶヒマなどなさそうですが空いてたのでお話しながらゆっくり選ばせていただきました。
わたしは笠の絵がスッキリした3,000円のが気に入って2体いただきました。
友達が悩みながら選んでるとこ見てるのがめちゃくちゃ楽しかった🤣
再び本堂へ向かい今度は御朱印です〜。
感染防止策で書置きのみ頒布なので待つこともなくすぐいただけました。
落ち着いたとこでお正月仕様の本堂を見回すとこんなしめ縄飾りが!
切るの難しそう〜。
そして本堂の西側びんずるさんの前で〝蘇民に結ぶ樒と麻〟というものが売られてた。
古来から伝わるという正式な祀り方がめちゃくちゃカッコいい‥♡
しかし2,000円と聞いて物欲は一旦持ち帰ることに‥(また朝から来るのでね)。
大黒堂ではだるまの開眼をしてくださるお坊さんが詰めてて、
お堂を覗き込むと「どうぞ〜(だるま貸して〜)」と優しく声をかけてくださるのが申し訳なくて大黒天をあまり観察できませんでしたw
なかなか興奮状態が治らない友達と明日の検討をしながら上田駅前の宿に戻り、
冷え切った体をお湯で温めてお布団へ
寝る寸前まで何度も何度も紙を広げて蘇民将来符を眺めました。
今まで蘇民にはあまり興味なかったのに(どうして買った?しかも2体も!)と思ってる自分もいたりして。
それほど八日堂縁日は楽しい
■信濃国分寺 八日堂
長野県上田市国分1048
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・どーでもいいはなし
上田でたまたま入った喫茶店がショーケースに蘇民将来符を何十体も置いてる店だった。
マスターとお客さん二人から「蘇民将来符はお焚き上げの文化がないのでどんどん溜まっていく、うちに真っ黒のがたくさんあるよ!」みたいなお話を聞くことができました。
皆さん先祖代々集めていて神棚や玄関など家のいいとこに並べていくそうです。
「そろそろ神棚を大きくしないと置けなくなってきたんだよなぁ」なんて、
同じことわたしの友達も言ってるよ。
喫茶店でお話したのはお寺の蘇民将来符をずっと買っている方々でしたが、
翌日の国分寺で絵蘇民に並ぶ方々は「毎年〇〇さんのを買っている」と個人的なお付き合い(?)の方がいらっしゃいました。
ご夫婦でお見えで一万円の絵蘇民を買うのに奥さまから猛反対されてる方もいて(奥さまはよその土地の方なのでしょうね)、
総合的に上田はおもしろかった。