令和4年1月8日参拝
上田駅前から①鹿教湯温泉ゆき千曲バスで八日堂バス停下車 徒歩5分でした
到着は縁日が始まる一時間前でちょっと早すぎたかな〜?と思わせる空の色ですが‥☆
もう並んでる人がたくさんいる!
ぱっと見100人くらいかな、
早朝参拝の列というわけではなく絵蘇民を求めてやって来た方たちです。
絵蘇民とは前日の(お寺で用意する)蘇民将来符とちょっと違って蘇民講の方が絵付けしてる護符です。
六角形の同じような護符は全国的にあるけど絵が描いてあるのは珍しいよね。
まずはどういう状況なのか友達が情報収集に出てくれました 👀
行列はあっちにこっちに伸びていて、
中には前日から並んでる人もいるそうな!
十軒以上の蘇民講がオレンジ色のテントにお茶箱を置いて待機しています
頒布開始まで周りの方とこそこそ話。
「毎年〇〇さんの2万円のを買ってるよ」
「人気は〇〇さんと△△さん」
「身近な知り合いが蘇民講だけどどんな絵を描くのか教えてくれない」
「〇〇さん(この列)のは間違いないよ」
お兄さんのひと言で並びかえる人も (゚∀゚)
8時の花火が上がると頒布開始
絵蘇民は紙に巻かれていてどんな絵柄なのかチラ見もできないけど皆さん常連さんは気にしていません。
大きなものから売れていきます
毎年2万円のを買ってると話してたお兄さんは2体欲しかったのに1体しか買えなかった様子。
先頭集団にいても手に入らないとは(涙)
わたしはというと、
値段も知らないので小さい方を指差して「ハィ5,000円ね〜!」と紙の包みを渡されました。
もうひとつ買いたいので他のとこを物色 👀
頒布開始から20分もすると落ち着いてきて各家の蘇民を見てまわれる雰囲気になってた。
いろいろ見てたら「最後のいっこだよ〜」と見せてくれたダルマさんが描かれたのを気に入って即決しました!
こちらは前夜に狙っていた金子袈裟男さん。
かわいい〜♡
小さいのもある!
お名前札のやわらかな筆遣いを見て、
きっと優しい絵を描く方と予想したら思った通りでした!
しかしもう手元に現金がない‥
悲しみを抱えながら本堂へ。
絵馬も蘇民将来よ。
二日連続で御朱印をいただきました。
できれば薬師如来の御朱印がよかったけど。
さて、
わたしが話し込んでいるのは昨晩から気になってた樒屋さんのお姉さん。
お母さまが60年も営んでいたのを受け継ぎ本堂入口に出店なさっています。
昔はだるま屋さんの横に必ずいた樒屋さんも現在では一軒となってしまったそうです。
古来からの祀り方ぜひともやってみたい!ってなわけでこんな感じで祀ってるおかげで玄関の出入りが楽しいです *(๑¯◡¯๑)
30分で完売してお片づけする金井さん、
お疲れさまでした〜。
今のわたしは線が細くて優しいタッチの絵が好きみたいだよ。
㊨金井昇さん
㊧山越隆夫(康之)さん
どちらも5,000円です。
絵柄の違いはあるけどどなたも上手!
どこに並んでいても絶対に後悔はなかったと今なら思います。
親指の頭ほどしかない小さな蘇民さんはこれからお会いする先着2名に一方的に差し上げようと思います。
なかなか人に会いませんけどね。
(令和4年2月12日で予定数終了しました)
包まれていた紙。
ここ何年も財布空っぽのキャッシュレス生活が当たり前なのがこの日の敗因。
2日で20,000円もあれば余裕だと思ってたのに絵蘇民が想像以上に高かった
もっと現金を持っておくべきでした!
■信濃国分寺 八日堂
長野県上田市国分寺1049