不登校って~続編①はコチラから


帰国してしばらくは
この世の終わりのような顔で
表情もなく自分の部屋のベッドの上で
1日を何するわけでもなく過ごしていた。


先ずは体調の回復が優先だったから
朝昼晩のご飯(なるべく和食)を作ること
それが母としての私の役割だった。


カナダの話も、留学の話も
聞きたいことが山盛りだったけど
息子が語り始めるまでは待っていた。


帰国して最初の頃は
もう誰にも会わない、家からも出ない
もう何もしない、見捨ててくれていい


そんなことを言っていた


身体が回復してからは
これからの事を少しだけ考えるようになり


一先ず留学先へ戻ることは辞めた。


程なく二十歳の誕生日を迎え
(帰国してたからお祝いできたーっ!)
少しずつカナダでの話も
してくれるようになった。







で、そろそろ
『留学なんてしなければ良かった』
↑この発言に対して少し修正が必要だな。と。


ほんの僅かな時間でも留学したからこそ
得られたものが必ずあるから


なので息子に聞いてみた


もしも今
自宅から留学先の学校へ通えたら?


行くよね。そうだよね。


たまたま体調を崩し不安になり
心身共にキープし続けることが出来なかった。


だから


留学したこと全てを否定することは
とてもモッタイナイ。


経験を積んだことは事実。
行ったからこそ得られた経験。


もし、今年だったら…。
行けずに夢を描き続け
この先どうしたら良いのかも決められず
時ばかりが過ぎていたかもしれない。。


何せ、高卒認定資格は
高校卒業資格とは違うから。。


この壁は高い



不登校って~続編⑫へつづく