このブログはしばらく休ませていただいていましたが


その間いろいろご心配いただいたりして 有難うございます。


体調の方はそれなりに 落ち着いてまいりましたので


時々でも更新できれば と頑張ってみたいと思っています。





アメリカフウ(もみじ葉楓)の超ミニ盆栽作成





アメリカフウの盆栽は私は見たことがありません。


ほとんどの種類は盆栽に作ることができるので


渡来して日が浅いことが見かけない理由かもしれません。















私が住んでいる近くでは 稲沢市役所近辺の

西尾張中央道の両側の背が高い街路樹が

アメリカフウです。 




毎月の盆栽会例会に出かけるときに 時期が合えば

見事な紅葉が見られます。




普通の盆栽でもあまり見かけないので

超ミニ盆栽には無理かもしれませんが

超ミニ盆栽は挑戦することが特徴なので

アメリカフウの超ミニ盆栽を作ってみます。










アアメリカフウの実生素材です。




多分 昨年種を播いた1年生だと思います。




昨年の9月頃に「日本ライン花木センター」で入手しました。



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植木鉢は ご覧の様な渋い手作り鉢です。




行きたくても行かれない「季の風」さんで 私の代わりに

見学してくれた娘に

店主が奨めてくれた古い鉢です。




ここへ 寄せ植えしてみようと思います。








寄せ植えに使う7本の苗木を引き抜いてみると

根は元気でポットの底まで伸びていました。








寄せ植えは4本のグループと3本のグループに分けて植えつけ

します。




決まりではありませんが 奇数の本数にしたほうがバランスよく見えます。




またグループごとは 足元をまとめてしまわずに今回は

少しばらけて植えつけします。







このままでは根が長すぎるので半分以上短く切ります。




今の季節は葉が出ていないので 思い切って切り込んでも

大丈夫です。




苗木は同じ背の高さではなく高低差があったほうがよいので

芽当たりのある上で剪定します。








植えつけしてから 用土がこぼれないようにミズゴケを敷いて

完成です。




葉がないと樹種名を忘れやすいので ラベルを立てます。







植物図鑑によると アメリカフウの特徴はモミジやトウカエデ

のように葉が対生ではなくて 互生になります。

葉が両側につかないで 互い違いにつきます。




ふつうに育てるとトウカエデの2倍以上の大きさの葉に

なりますが この苗木をみると優しく細いので

盆栽にすると葉が小さくなるかもしれません。




初めての樹種を育てるのは楽しいですね。