3月26日 (木)   志布志港~鹿児島県 

鹿屋市志布志港を出発して、鹿屋市 海上自衛隊鹿屋航空基地資料館へ

広く綺麗に整備された敷地内には、歴代の航空機の実物が展示してありました。

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館内に入ると、正面に大きなステンドグラスの壁画

平山画伯の『夕映桜島』

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桜島を眺めながら 出撃していった特攻隊員たちの心を思い、鎮魂と平和の願いを込めて 描かれたそうです。 

入館は無料で、資料映像なども見せていただきました。

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館内中央には、鹿児島沖で引き揚げられ、復元された零戦があり、操縦席まで間近に見ることができます。また、世界に一機しかないという二式大艇(二式大型飛行艇)があり飛行機航空機好きな方には、おすすめです。 

撮影は不可だったため、展示物の撮影はできず画像はありませんが、たくさんの展示物を見て回るうち、あっという間に2時間が経っていました。

ここ鹿屋基地から発って行かれた特攻隊員の数は、知覧からの倍はあるそうですが、知覧の平和記念館ほど感傷的にならず見ることができたのは、資料館としての展示形態だったからでしょうか。。。

それでも哀しい歴史に変わりはなく、一つ一つの事実や物に込められた想いに涙が溢れてしまいました。

上の子供たち二人は、それぞれ自由に見て回ったようですが、小学5年生の娘には、まだ少し難しかったよつで、退屈気味に黙って私の後をついてきていました。

私が読んで教えてあげるべきなのでしょうが。。。それさえ、私にはできませんでした。
娘が大人になってからでも、ぜひ自分の意思で訪れて欲しい場所のひとつで、
今の私たちが、どんなに恵まれた環境にあるかを再認識することができます。


いつの間にか時間もお昼に差し掛かかり、育ち盛りの長男の 腹の虫が騒ぎ出したので、一気に現実へと引き戻されてしまいました。…さて、今日はどこでランチにしようかな~