世間では『スターウォーズ』の新作が、話題になってるが、個人的には来年公開予定の『ゴーストバスターズ3』の方が楽しみだったりする!
いや、もちろんスターウォーズも大好きな映画だし、年内には劇場で観たいと思ってますよ(笑)。
正直、30年近くも続編が作られなかったので、もう新作はダメかと思っていたが、ここに来て新作決定は本当に嬉しい!
僕は『ゴーストバスターズ』には、思い入れがあって、ある意味で今の自分があるのは、この映画のおかげだと思ってる。
この映画を初めて観たのは、小学校低学年の頃の「金曜ロードショー」での放映だったと記憶してる。
それまでの僕は『あなたの知らない世界』や『エクソシスト』(母親が好きで、観てたのだ)などの影響で(お化けは恐ろしくて怖い存在)というイメージが強くて、オカルト関連の書籍や漫画、番組などは怖くて遠ざけていたのだ。
しかし、ある時に「金曜ロードショー」で、『ゴーストバスターズ』を放映される事になり、父親に「これは、どんな映画?」と聞いたら「お化けを退治する映画だよ。怖くないから一緒に観よう」という事になり、半ば強引に父親と『ゴーストバスターズ』を観る事になった。
この映画に登場する「アグリー・リトル・スパッド」(緑色に光ってて食いしん坊の幽霊。多分、シリーズで一番有名なゴースト)のコミカルなキャラクター性を観た瞬間、それまで僕が抱いていた「幽霊は怖い物」というイメージが大きく覆されてしまい、大きな衝撃を受けたのは今でも覚えてる。
それでも、図書館に出てくる幽霊「ライブラリー・ゴースト」にビビってしまったが、怪獣然としてる「テラードッグ」やウルトラ怪獣のように街を破壊する「マシュマロマン」の姿を観てる内に怪獣映画を観てるのと同じテンションになってしまい、終わった後には(面白い映画だった)と思った。
多分、人生で初めて楽しかったと感じた洋画が『ゴーストバスターズ』だったと思う。
映画を観終わった後で(人間って、幽霊に勝てないかと思ってたけど、人間も幽霊に勝てるんだ)という気持ちになり、幽霊に対しての耐性が出来て、それ以降は避けていたオカルト関連の書籍や番組を怖がらずに観れるようになった。
もしかしたら、『ゴーストバスターズ』を幼少時に観ていなければ、オカルト好きの僕は存在せず、今でも僕はオカルト嫌いな人間だったかもしれないなぁと考える時もある。
初めて『ゴーストバスターズ』を観た年のクリスマスには伝説のクソゲーとして名高いファミコン版の『ゴーストバスターズ』をプレゼントに買ってもらった。
とにかく、マシュマロマンが見たくてゴースト退治そっちのけで、ワザとマシュマロマンを出現させて、ゲームオーバーになり、結局は一度もクリアーしなかった。
ただ、ファミコン版は、苦労してクリアーしても、何故かエンディングに「りり」と謎の言葉が出るだけなので、当時クリアー出来たとしても、呆然としてたのだろうが(笑)。
だから、自分の人生に大きな影響を与えた『ゴーストバスターズ』の新作の報道を聞いた時は、本当にテンション上がったし、早く観たい!
ゴーストバスターズのメンバーが、全員女性になるというのも時代の流れなんだろうが、これはこれで面白そうな設定だと思う。
欲を言えば、新作のゴーストバスターズの上司役とかにスペングラー博士役を演じたハロルド・ライミスに出演してもらいたかったが、残念ながら昨年にお亡くなりになられたので、叶わぬ願いなんだよなぁ…T^T
スペングラー博士は、クールで知的なキャラクターだったので、メンバーの中で一番好きだったし、子供心に(この人みたいな大人になりたいなぁ)と憧れていたよ(笑)。
『ゴーストバスターズ2』に関しての思い出は、また今度書きます。