おはようございます、U23スタッフのLiliです。
留学生活をスタートさせたばかりの方や旅行でカナダに行かれる方は、カナダの「チップ(Tip)文化」に戸惑う方も多いのではないでしょうか。
日本にはチップの文化がない分、最初はどれくらい渡したらいいのか、またどうしてあげなきゃいけないのかな、と不安や疑問に感じますよね。今回はそんなチップについてお話ししたいと思います
カナダでは、サービスを受けたらサービスをしてくれた人にお礼のお金を払い、このことを「チップ」と言います。
日本の質の高いサービスになれている人にとっては、これくらいのサービスでチップをあげなきゃいけないの?と感じる方もいるかもしれませんが、チップには感謝のきもちを表すだけではなく、働いているひとたちの「生活を支える」という役割もあります。
特に、レストランのサーバーとして働いている人たちのように最低賃金で働いている人にとっては、チップは生活していく上で非常に大切な存在です。
なので、よっぽどサービスが悪いと感じた時以外は、きちんとチップを払うようにしましょう!
では、具体的にどんなときにチップを払うのかについてご紹介します。
1.自分が頼んだ食事や飲み物をテーブルまで運んできてくれたレストランのサーバー
ファーストフード店やカフェのテイクアウトなど、自分が注文した品を取りにいくお店では払う必要はありません。
そういったお店でもレジ横に「Tip」と書いてある箱が置いてあることがありますが、そちらは絶対に入れなきゃいけないというわけではありませんのでご安心ください。
おつりを入れてあげてる人が多いですね
また、バーなどで注文毎にお金を払う場合もチップをあげます。バーは少し迷う方もいるかと思うので注意ですね!
2.美容院やマッサージなどのサービスをしてくれる担当者
1対1でサービスを受けるエステや美容院、ネイルサロンなどでも
チップを払います。
リラックス系や美容系のサービスと考えればわかりやすいかもしれません
3.タクシーの運転手、デリバリーを運んできてくれた人
支払い時に料金と一緒に払います。
4.ホテル
ルームサービスを持ってきてくれた人にチップを払ったり、部屋の掃除をしてもらうときは、朝でかけるときにベッドの上にチップを置いていきましょう。
ホテルのチップは慣れている人が多いかもしれませんね。
次に、チップ額の目安についてです。
だいたいの場合は、支払額の15%を払いましょう。
ホテルの掃除をお願いする場合は、1人1ドルが目安です。
期待以上のサービスを提供してくれた場合や、リクエストに応えてくれた場合は多めに払うと感謝の気持ちがより伝わります
また、たまに請求書にTips、Servive Charge、Gratuityなどの名目で、金額に15%ほど上乗せされている場合があります。
この場合は、上乗せされている分がチップに相当しますので、さらに払う必要はありません。なので、請求書を受け取ったら、金額が間違っていないかということと、チップが含まれていないか、ということを確認するようにしましょう
少し長くなってしまったので、次回にチップについてその他の情報や支払い時に使う簡単な英語表現を紹介いたしますね