きみは火種をもっているか

最近よく考えるのが、創造的な人間とそうでない人間の差異とその共存についてなのですが、さいきん読んだ好きなブロガー(？！)のとある文章に「火を投げる人と火種を持たない人」というものがありました。

良いものを見ろと言われて見てみても、感動こそすれど、それ以上の、論じたり、そこからインスパイアされて作品を生み出すことが出来ない人は必ずいるわけで、
いわば火を投げ込む人がいる一方で、その火を燃え上がらせる火種を持たない人がいるということ、そして筆者は、そもそもその火種はどうやったら育つのか、ということに興味がある、というものでした。

大学に入って１年が経ち、様々な経験と出会いを繰り返す中で、自分が火をなげることが出来ない人間であるのはもちろん、自分のもつ火種の矮小さと、さらに火を投げ込むことの出来る人の多さと魅力に絶望と落胆と少しの希望を感じて複雑さでひりひりしているところです。


ＵＢＣは音楽ライブの企画サークルです。
ひとに「どんなサークルに入っているの？」と尋ねられた時に、先述のように答えると、「企画するだけで、自分で楽器をやるわけではないんだね？」と少し不思議そうに言われることがよくあります。
しかし、企画ももちろん立派な創造的活動で、いかにすれば自分たちが素晴らしいと思う音楽でお客さんを楽しませるライブが出来上がるのか、ということを１番に考えイベントをうつことにはとてもやりがいがあります。

ＵＢＣには音楽が好きで、その自分の好きな音楽をもっと広めたい、何かしたい、と思っている人が集まっています。
いわば、投げ込まれた火をいかに強く美しく面白く燃え上がらせるか、ということに果敢に取り組み、それ自体が火を投げ込む行為になっているというとっても興味深いサークルなわけです。
その火の燃え上がらせ方や投げ込み方を決めるのは未来の君なのかもしれないし、君じゃないとダメかもしれない！私たちはどんな面白い後輩たちに会えるのかと楽しみで仕方がない春を過ごしています。

新歓期の早稲田でお待ちしております！

(みんなは新潟で冬合宿中だけど行かずに東京でバイトしつつ孤独をかみしめている)
１女 かせ



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