表現に注意して欲しいですね
最近チラホラ聞くようになった
福島の警戒区域の動物たちの 『野生化』
私は この 「野生化」「野犬化」 という言葉に反応してしまいます
一言 いわせていただきますね
「半年以上放置された犬や猫たちは野生化し
自分で餌などを取って生きています」
とか
「犬は野犬化し 人間を信用していないので
近づくと咬まれる恐れがあります」
こういう使い方で聞きますね
私が思うに
(あくまでも私が思っているだけですが
ほぼ間違いないと信じています)
長年 人間と一緒に暮らしてきた
イヌやネコたちが
簡単に野生化するわけないじゃないですか
特に犬に関しては
100パーセント自分で餌を取って生きていくことなど
無理でしょう
今生きている犬達は
ボランティアさんたち
地元の人たち
原発関係者の優しい人たちが置く
フードを食べてかろうじて生きているのです
野生化したから攻撃してくるとか咬むとか
何を言っているのだと思っています
犬たちに失礼ですよ
もちろん咬んだりする犬はいるでしょう
しかしそれは相手が飼い主じゃないから
赤の他人だから咬むのです
そんなこと当たり前ですよね
全部の犬がどんな人にも
尻尾を振ってくるわけないでしょう
何百年と何千年とかけて
野生化していくというのなら分かりますが
半年やそこらで
人間のパートナーである犬が
野生化などするはずがありません
そのへんのところ
報道される方も
しっかり言葉を選んでいただきたいですね
私は怒ってますよ
餌を求めてさまよう彼らに
まるで危険な存在になったのは
彼らの責任のような表現
そんな表現はしちゃダメですね
あまりにも彼らに対して失礼です
彼らに希望の光が
降りそそぐ時がくるのを信じて
今晩また仲間たちと
行ってきますね