iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中先生
ではありません
日本花き生産協会カーネーション部会が治療を受けたのは
京都大学経済研究所 佐分利応貴先生
社会の病を治す「社会医学」
重症だった国産カーネーション
佐分利先生の治療のおかげで
全快とまではいきませんが
ベッドから起き上がり、
自分の足で立ち、
歩いて行く方向が定まりました

佐分利先生の講演「花産業の病を社会医学で治す」
10月18日 メルパルク大阪
まず社会医学の授業
1.社会問題の解決方法
①問題の発見
②問題の定義
③対策の実施
④評価・歯止め
2.問題定義の重要性
「何が問題かわかれば、半分解決したも同じ」
3.国産カーネーションにとって「何が問題か」
これはグループ討議
参加者を10数名づつに班分け
これは正直心配していました
農家は研修を受けるプロ
地域の研修会、品目の研修会、農協の研修会
地域レベル、都道府県レベル、全国レベル
ありとあらゆる組織主催の研修会を1年に何回も受けています
聞くのにはなれている
しかし、自分がしゃべるのは経験がない
しかも、小学生のようなグループ討議
三代にわたる年齢構成
問題を紙に書いてみんなで見せ合う
みんないきいきしていました
カーネーション部会研修会で
参加者のこんないきいきした姿は、はじめて見ました
みんなが書いた紙をホワイトボードにはり、
9名のパネラーが登壇
佐分利先生と高倉さんの進行で意見を述べる
それぞれの分野で一家言ある人ばかり
熱く濃いひとたち
カーネーション部会からは
青年部の森健人さん(香川県)と浜塚剛さん(長崎)
若い彼らがPCガーベラ鈴木誠さんと並んで
ちゃんと意見が言えるか心配していましたが
これも杞憂
すばらしい意見、そして経営内容
儲からなくなった国産の花
だんだん病が重くなり
やたら薬をのみ、健康食品を試してみたが、
いっこうに熱が下がらず、回復しない
それを、今回、佐分利先生の「社会医学」の治療を受け、
病気の治し方がすこしわかってきた
社会医学については
佐分利先生のHP(http://www.socimedi.jp/)
問題
生産コストの上昇
苗代と油代
これらは技術の問題
技術開発には
岡山大学 後藤丹十郎先生を筆頭に、
花き研、都道府県の15名の研究員のかたがた
バックアップは十分
産地ごと、季節ごと、ばらばらの規格
ネット販売主体の情報取り引き時代
カーネーション、オウンゴールの代表
これは全国組織、日本花き生産協会カーネーション部会の役割
病気は医者だけでは治せない
病人の健康になりたいという
強い意志
今回の研修会
生産者の意志、意欲が強くでていました
さらに、病人自身が若く強い肉体にかわっていました
国産カーネーションにこれだけの若い生産者がいたのです
完全に、二代目、三代目の時代になっています
国産カーネーション農家は元気です
まとめ
1.今回はぜいたくなことに、カーネーションだけで
佐分利先生の治療をうけましたが
日本の花産業がこぞって治療をうけるべきです
2.国産カーネーションは、佐分利先生の治療と
多くの若い生産者の力で
まだまだ生産を続けていくことができそうです
そこで、
花生産の4定理に、ひとつ追加
定理1 輸入に打ち勝った先進国はない(小川孔輔先生の定理)
定理2 先進国の花生産は、最初にカーネーションが崩壊(宇田の定理)
定理3 カーネーションが崩壊すると、キク、バラも崩壊(同上)
定理4 カーネーションが生き残っていれば、花生産はすべて生き残れる(同上)
これに追加
定理5 国産カーネーションは生き続けるので、日本の花生産はすべて生き続けることができる(カーネーション部会の定理)
ではありません
日本花き生産協会カーネーション部会が治療を受けたのは
京都大学経済研究所 佐分利応貴先生
社会の病を治す「社会医学」
重症だった国産カーネーション
佐分利先生の治療のおかげで
全快とまではいきませんが
ベッドから起き上がり、
自分の足で立ち、
歩いて行く方向が定まりました

佐分利先生の講演「花産業の病を社会医学で治す」
10月18日 メルパルク大阪
まず社会医学の授業
1.社会問題の解決方法
①問題の発見
②問題の定義
③対策の実施
④評価・歯止め
2.問題定義の重要性
「何が問題かわかれば、半分解決したも同じ」
3.国産カーネーションにとって「何が問題か」
これはグループ討議
参加者を10数名づつに班分け
これは正直心配していました
農家は研修を受けるプロ
地域の研修会、品目の研修会、農協の研修会
地域レベル、都道府県レベル、全国レベル
ありとあらゆる組織主催の研修会を1年に何回も受けています
聞くのにはなれている
しかし、自分がしゃべるのは経験がない
しかも、小学生のようなグループ討議
三代にわたる年齢構成
問題を紙に書いてみんなで見せ合う
みんないきいきしていました
カーネーション部会研修会で
参加者のこんないきいきした姿は、はじめて見ました
みんなが書いた紙をホワイトボードにはり、
9名のパネラーが登壇
佐分利先生と高倉さんの進行で意見を述べる
それぞれの分野で一家言ある人ばかり
熱く濃いひとたち
カーネーション部会からは
青年部の森健人さん(香川県)と浜塚剛さん(長崎)
若い彼らがPCガーベラ鈴木誠さんと並んで
ちゃんと意見が言えるか心配していましたが
これも杞憂
すばらしい意見、そして経営内容
儲からなくなった国産の花
だんだん病が重くなり
やたら薬をのみ、健康食品を試してみたが、
いっこうに熱が下がらず、回復しない
それを、今回、佐分利先生の「社会医学」の治療を受け、
病気の治し方がすこしわかってきた
社会医学については
佐分利先生のHP(http://www.socimedi.jp/)
問題
生産コストの上昇
苗代と油代
これらは技術の問題
技術開発には
岡山大学 後藤丹十郎先生を筆頭に、
花き研、都道府県の15名の研究員のかたがた
バックアップは十分
産地ごと、季節ごと、ばらばらの規格
ネット販売主体の情報取り引き時代
カーネーション、オウンゴールの代表
これは全国組織、日本花き生産協会カーネーション部会の役割
病気は医者だけでは治せない
病人の健康になりたいという
強い意志
今回の研修会
生産者の意志、意欲が強くでていました
さらに、病人自身が若く強い肉体にかわっていました
国産カーネーションにこれだけの若い生産者がいたのです
完全に、二代目、三代目の時代になっています
国産カーネーション農家は元気です
まとめ
1.今回はぜいたくなことに、カーネーションだけで
佐分利先生の治療をうけましたが
日本の花産業がこぞって治療をうけるべきです
2.国産カーネーションは、佐分利先生の治療と
多くの若い生産者の力で
まだまだ生産を続けていくことができそうです
そこで、
花生産の4定理に、ひとつ追加
定理1 輸入に打ち勝った先進国はない(小川孔輔先生の定理)
定理2 先進国の花生産は、最初にカーネーションが崩壊(宇田の定理)
定理3 カーネーションが崩壊すると、キク、バラも崩壊(同上)
定理4 カーネーションが生き残っていれば、花生産はすべて生き残れる(同上)
これに追加
定理5 国産カーネーションは生き続けるので、日本の花生産はすべて生き続けることができる(カーネーション部会の定理)