私は、6月16日付けのブログで、
「なぜ、私はこんなにも天才なのか……」
という疑問を呈した。
それに対して、
多くの読者から様々な見解が寄せられたので、
今日は、感謝の意味を込めて、
その意見について考察していくことにしよう。
コメントナンバー2の「blauerbaum」くん。
同じ悩みを共有できる人間がいるとは、
驚きだ。
6の「音楽好き」くん。
私が選ばれた人間であることは分かっている。
しかし、天才だからこそ悩むのだ。
6の「ニコ」くん。
方位磁石は万全を期して
常に持ち歩いている。
心配は無用だ。
18の「@マツモトリン」くん。
確かに、私の頭脳は
世界遺産との比較に値する。
26の「背番号4」くん。
神に選ばれた存在か……。
天才であることに理由は必要ない。
君の考えに、ひとつの答えを見た気がする。
40の「くま☆くま」くん。
君の言う通りかも知れない。
むしろ、今後は「天才」と書いて
「うえだじろう」と読むよう、
常用漢字を改訂した方が
いいのではないかとすら思う。
53の「あやか」くん。
なぜ私が、山田のことなので
悩まなければならない?
81の「鮎」くん。
「自分を受け入れ、何を為すべきか」
天才の宿命ということか。
97の「みま」くん。
私の際限がない天才ぶりは、
いつもまとわりついてくる
“どん底のホモサピエンスのメス”の
マイナス分を補っているという考え方か。
一理ある。
157の「あみる」くん。
この疑問をテーマに新刊を執筆するのも、
ひとつの方法かも知れない。
やはり、この永遠の命題に
簡単に答えを出すことはできそうもない。
であれば、逆転の発想で、
あえて才能のかけらもない者……
例えば、山田のごとき人間に
疑問をぶつけてみるのも一興かも知れない。
もっとも、
わざわざ山田などを呼び出すのも手間だ。
いつかまた、図らずも顔を合わせた時にでも、
問いかけてみることにしよう。